メキシコ・パチューカに所属する本田圭佑選手(31歳)が、5月14日放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演。本田のポジティブさが存分に発揮されたものの、「迷言」ともとれる発言がネットで話題になっている。

イタリアの名門・ACミランからメキシコの中堅クラブ・パチューカに移籍、さらにハリルホジッチ前監督が率いた頃には、日本代表に落選するという憂き目にあった本田。番組では、メキシコで密着取材を通して、現在の心境や苦悩、ロシアワールドカップに向けた思いの丈を引き出していたのだが、強気かつポジティブな言葉も冴えわたった。

番組冒頭では、現在の状況を「都落ち」と思っている人もいることついて、番組スタッフに問われると、「都落ち」であることを肯定したうえで、「ほんまに別にいくらでもオファーありました、ヨーロッパから。(中略)ないわけないやんって。ACミランで10番やっていた選手がヨーロッパからオファーないわけがないんですよ」と釈明。自分が挑戦したいと思える環境に身を置く場として、いくつかある選択肢の中からパチューカを選んだという。

インタビューでは、自らを“ミスターポジティブ”と呼び、つらい練習の先には良いことがあるとポジティブに変換する大切さを説いた。そのポジティブさゆえに、失敗を“必要な過程”ととらえる本田は、日本では失敗の表現が間違っているとして、「物事がうまくいかないと分かった成功、みたいな」と“失敗”という言葉を“成功”に変換し、その大切を強調していた。

さらに「ホームシックにならないのか?」という質問には、海外生活の長さから「出身地はもはや“アース”」と回答。番組お決まりの「プロフェッショナルとは?」という問いには、「ケイスケ・ホンダ。今後、ケイスケ・ホンダにしてしまえばいい。おまえ、ケイスケ・ホンダやなみたいな」と意表を突く答えだった。今、「は?」と思っている人が自然と言えるくらいの生き様を見せていきたい、そんな自分への抱負を込めた言葉だという。

Twitterでは、

“いまや大谷翔平と言えば二刀流、二刀流と言えば大谷翔平。ケイスケ・ホンダとプロフェッショナルも同様の関係になるくらいまで成り上がりたい。これがあの発言の真意かと。”
“いつ見ても逞しい人だな、本田さん。並々ならない熱量とポジティブな考え方は本当に尊敬する。”

とそのポジティブな姿勢を評価する声が上がった。一方で、

“プロフェッショナルとは‥ケイスケホンダ。自分で言っちゃうのが凄い。”
“圧倒的なポジティブは良いと思うけど、本田の場合は自分のことしか考えない=俺なりのポジティブ にしか見えなかった。”

とやや否定的な意見や困惑の声も目立った。

終始、独特な本田節満載とあって、迷走気味の発言もありネットをざわつかせた本田。突き抜けたポジティブさは、ロシアワールドカップを間近に控えた不安の裏返しなのだろうか。いずれにせよ代表入りの行方から目が離せそうにない。
(山中一生)

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