●新連載:くらしに役立つ推しグッズ

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ちょっとしたアイデアで生活を変える便利グッズからテクノロジーを最大限に活用した最新アイテムまで、くらしに役立つ製品をピックアップして紹介します。著者は長寿連載「自腹ですが何か?」の橘十徳(たちばな・じゅっとく)。今回もやっぱり自腹です。

 日々の仕事に追われていると、ついおろそかかにしてしまいがちなのが、机の引き出しの中の整理。いくら机の上がきれいに片付けてあっても、引き出しの中が乱雑では仕事の効率は上がらないし、やる気も起きない。そこで目を付けたのが、キングジムが発売したツール整理ブロック「かたづけマス」だ。

 かたづけマスは、ポリエチレンフォームのブロックとベースシートを組み合わせ、文房具の定位置を作るというもの。しっかりとした定位置があれば使うときにすぐ見つけられ、使い終わったら元の位置に戻したくなる。そんな心理を利用した整理グッズだ。

 パッケージに入っていたのは、ベースシート1枚とブロックシート1枚で、ブロックを取り出すためのヘラも付いている。ベースシートは300(幅)×400(奥行)×5(高さ)ミリとデスクの引き出しにちょうどよく収まるサイズ。

 このベースシートには336ものマスがあり、ここに小さな立方体のブロックをはめ込んでいくことで、さまざまな形の文房具や工具などを収納するレイアウトを自由に作ることができる。ちなみにブロックの数は256個が用意されている。

 使い方は、ベースシートの上に収納したいツールをマス目に沿うように置いて、ツールの形状に合わせて周囲のベースを1マスずつヘラなどで取り除く。その上でブロックシートから取り外したブロックをベースシートの空いたマスに差し込めば完成だ。

 ブロックの差し込みはキツすぎることなく、緩すぎることもなく絶妙で、短時間で簡単にレイアウトを作れる。また、差し込んだブロックは後で何回でも抜き差しできるので、収納物を変えたときも柔軟にレイアウトの変更が可能。実際に作業机の引き出しで試してみたところ、散らかっていた机の引き出しが、見違えるほどきれいになった。

 ポリエチレンフォームは適度に弾力があるので、重いものや傷つきにくいものを置くマットとしても使える。多少傾斜している場所でもブロックによって置いたモノが固定できるため、ずり落ちを防ぐこともできるだろう。

 何より道具などの形になっているため、持ち出した道具の数や種類がすぐに分かるのもポイント。机の引き出しの中だけではなく、工場や作業場で工具を置く場所を作ったり、備品の管理に利用したりと、アイデア次第でさまざまな使い方ができそうだ。

キングジムの「かたづけマス」。価格は1980円(税別)