「トースト ~幸せになるためのレシピ~」で知られる女性監督S・J・クラークソンが、米パラマウント・ピクチャーズのリブート版「スター・トレック」シリーズ第4弾でメガホンをとるべく契約交渉に入ったことが、米Deadlineによってわかった。

英国出身のクラークソンは、マーベル×Netflix共同製作によるオリジナルドラマ「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」と「Marvel ザ・ディフェンダーズ」でパイロット版の監督を務めたほか、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「デクスター 警察官は殺人鬼」「ブリッジ 国境に潜む闇」など数々のヒットドラマで演出を手がけてきたテレビ界のベテラン。直近ではデビッド・ヘア原作・制作、キャリー・マリガン主演のNetflixオリジナル・ミニシリーズ「コラテラル 真実の行方」の全4話で演出を担当し、高い評価を得ている。

同サイトによれば、クラークソン監督が現在交渉を行なっているのは、シリーズ前作「スター・トレック BEYOND」の第1稿を手がけた脚本家コンビ、ジョン・D・ペインとパトリック・マッケイが執筆したバージョンで、エンタープライズ号の乗組員らとタイムスリップしたカーク船長(クリス・パイン)が、リブート版1作目でクリス・ヘムズワースが演じた亡き父ジョージと再会するストーリーになる予定だ。

一方で、クエンティン・タランティーノ監督のアイデアをもとに、「レヴェナント 蘇えりし者」のマーク・L・スミスが脚本を執筆する、タランティーノ版「スター・トレック」の企画も引き続き進行中で、タランティーノ監督がクランクイン間近の新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題)」を完成させ次第、本格的に始動する予定だという。

「ワンダーウーマン」を記録的大ヒットに導いたパティ・ジェンキンスを筆頭に、女性監督がハリウッドでめざましい躍進を遂げるなか、「スター・トレック」シリーズ初の女性監督誕生となるか、交渉の行方に注目が集まる。

女性監督S・J・クラークソン