圧巻の1球をMLBがスローモーションで公開、米ファン「なんたる投球の美しさよ」

 米大リーグで美しいナックルボールで空振りを奪い、無回転の軌道をスローモーションで捉えた映像をMLBが公開。圧巻の1球に対し、ファンは「スイングが近くすらない」「なんたる投球の美しさよ」「“球を踊らせる”」などと感嘆の声を上げている。

 これぞ、魔球というべきか。1球の変化球がクローズアップされているのは、レッドソックスの右腕スティーブン・ライト投手だ。

 15日(日本時間16日)のアスレチックス戦、5-3とリードした6回。2番手で救援した右腕は2死一、二塁のピンチを招いた。カウント1-1から3球目、右打者のキャンハに対し、思い切り良く腕を振った。しかし、放たれた白球はふんわりとした山なりの軌道を描き、打者の懐へ。タイミングを合わせてキャンハはバットを振ったが、かすることもできなかった。

 投じた圧巻の1球は、ナックルボールだった。MLBは「ナックルボールはとても心地よくさせてくれる」とつづり、MLBに動画付きで公開。映像はセンター側からライトの手元をアップにしてボールを捉えている。縫い目も位置も大きく変わらず、無回転でやや揺れるようにしながら捕手のミットに収まっていることが見て取れる。映像を観たファンも感嘆の声を続々と上げた。

再生50万回の反響「50回くらい見てる」「これは黒魔術だ」

「MLBのキャプションはとても心地よくさせてくれる」
「スイングが近くすらない」
「なんたる投球の美しさよ」
「“球を踊らせる”」
「交響曲を眺めるかのよう」
「50回くらい見てる」
「これは黒魔術だ」

 このように反響が相次ぎ、同じ動画を公開したツイッターアカウントと合わせ、再生回数は50万回を突破している。

 ライトは13年にメジャーデビューした33歳。最近では珍しいナックルボーラーとして活躍し、16年には先発で13勝を挙げてオールスターにも出場した。今季は自身の不祥事で開幕から15試合出場停止を受けていた。この日は2回1/3を2失点と今ひとつだったが、ナックルボールを武器に巻き返したいところだ。(THE ANSWER編集部)

レッドソックスのスティーブン・ライト【写真:Getty Images】