未成年女性に対する強制わいせつで書類送検され、所属事務所との契約を解除された元TOKIO山口達也。騒動自体は徐々に落ち着きつつある一方、今回の件で放送関係者の間では、テレビ業界においてある芸人が“需要増”と見込んでいるようだ。

 制作費のカットで、近年はどのチャンネルを見てもトーク番組が多い。テレビ制作会社スタッフは「なんといってもお金がかからないのが一番大きい」といい、その上でギャラが安い「10代のタレントを使う傾向は今後、拍がかかるだろう」とみている。

 そんな中、注されるのは会者の人選だ。山口トーク番組のMCという立場で、結果的に共演者とつながり、自宅に呼び出してわいせつ行為に及んだ。在キー局編成マンは「今の時代はとにかく『リスクが高いタレントは使うな』が則。今回のように、何かあってからでは手遅れになることも多く、そこは最も気を使うところだ」と話す。これによりめられるのが、“安全・安心”の保されるタレントたちだ。

 一般的に、芸人同士、あるいは芸人と番組スタッフ仲やいかがわしい関係になることはご法度だ。山口の事件では、その掟がものの見事に崩れ去ってしまった。よって、若い女性人を相手にする番組で、トラブルなく共演できるタレントたちが重宝されるというわけだ。

 あるキャスティング事務所関係者は「今、企画会議で名前が挙がるのは、サンドウィッチマンバカリズムバナナマンの3組が多い。サンドウィッチマンバナナマンはいずれも秋元康氏がプロデュースしている“坂シリーズ”の番組MCを担当。バカリズム過去アイドリング!!!の冠番組のMCを長年務めました。彼らが共演者とくっついたり、トラブルになったという話は聞かない。女性タレント側の事務所マネジャーにも、出演交渉するにあたって大きな説得材料になる」と話す。

 ただ、問題なのは、3組ともレギュラー番組を数多く抱えており、争奪戦になること。番組のであるMCポジションも、今や「回しがうまい」「キャラ確立されている」といったスキルより優先させねばならない要素が出てきたのは、なんとも寂しい限りだが……。

グレープカンパニー公式サイトより