今季2度の3三振、1人の投手に喫したのは初めて

 エンゼルス大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのアストロズ戦に2試合連続で「2番・DH」でスタメン出場し、4打席退に終わった。メジャーの好投手であるジャスティン・バーランダー投手の前に、今季2度となる3三振を喫した。

 バーランダーはやはり凄かった。2011年MVPサイヤング賞をW受賞したメジャーでも間違いなくトップクラスである右腕の前に、大谷全に沈黙させられた。初回の第1打席はスライダー空振三振、4回の第2打席はチェンジアップを打たされて二ゴロに倒れた。6回の第3打席は外高めのっ直ぐにバットを切り、9回の第4打席もストレート空振りし、3球三振に終わった。

野球をやってきて、おそらく打席の中で見た1番速い球じゃないかなと思います。それはスイングをしていても、ここまで品のある球というか、スピードもそうですけど、なかなか経験したことがない」と試合後、バーランダーに脱帽した大谷。この試合で打者として22試合の出場となったが、試合3三振を喫したのは4月19日日本時間4月20日)のレッドソックス戦以来、2度。1人の投手に3三振を喫したのはバーランダーが初めてだった。

 アストロズとのこの2試合はゲリット・コール、そしてバーランダーというメジャー投手たちと対戦。大谷は「もちろんトップクラスの2名とやれたのは凄く自分にとってはよかった。いくら払ってでも経験する、価値のあることなのかなと。それぐらい素晴らしい投手だなという感じはした」と圧倒された対戦を振り返った。

 だが、圧倒されただけでは終わらない。大谷は「これを自分にどうプラスにしていくかによって次の対戦の結果がだいぶ違ってくると思う。そこ次第かなと。論、素晴らしい投手なのでなかなか打ち崩すのは難しいと思うのですが、手強いなというよりは、そこをクリアしていくことによって自分のレベルだったり、チームレベルが上がっていくのかなと思います。そこをクリアしていく楽しみ、技術を含めて。そこの方が今後の自分にとって大事なのかなと思います」と、くも次の対戦にを向けた。

 4打席退、3三振という悔しい結果に終わり、メジャーレベルの高さを痛感させられたが、これも重要な経験。さらなる成長を遂げる糧となるだろう。(子原浩二 / Koji Bonkobara)

バーランダーの前に3三振を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】