「傷だらけのローラ」「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」など数々のヒット曲で知られる歌手の西城秀樹さんが、16日に急性心不全のため亡くなった。63歳だった。レーベルのソニー・ミュージックエンタテインメントが認めた。

 西城さんは1955年4月13日生まれの広島県出身。1972年に「恋する季節」で歌手デビューし、「YOUNG MAN」や「ギャランドゥ」「抱きしめてジルバ」など数えきれないほどの人気曲を連発。トップアイドルとして、郷ひろみ、野口五郎と共に「新御三家」とも呼ばれた。

 俳優としても映画『ひとつぶの涙』(1973)、『しあわせの一番星』(1974)などに出演。梶原一騎原作の『愛と誠』(1974)では、主人公の太賀誠役で映画初主演を務めた。小林亜星主演のテレビドラマ「寺内貫太郎一家」(1974~)では寺内家の長男・周平役で出演。2009年放送のNHK連続テレビ小説「つばさ」でも印象的な役どころを務めた。

 2003年と2011年に脳梗塞を発症。2度目の脳梗塞では右半身麻痺などの後遺症が残り、2012年の芸能イベントに出席した際には「一時は引退も考えた」と明かしたが、夫人の支えとステージへの思いからリハビリに励んでいた。(編集部・入倉功一)

西城秀樹さんご冥福をお祈りいたします(2012年撮影)