3時間に迫る激戦を制し3回戦進出、英メディアが激しいラリーを称賛

 イタリア国際は16日、男子シングルス2回戦で世界ランク24位の錦織圭(日清食品)が同4位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に6-7、7-5、6-4で逆転勝ち。4年連続での3回戦進出を決めた。3時間に迫る激戦を制した錦織。海外メディアも「ケイが劇的なラリーを制圧」と伝えている。

 真骨頂の鉄壁のディフェンスからの最後はバックハンドでウイナーを決めた瞬間を、ATPツアー中継サイト「テニスTV」が公式インスタグラムで動画を公開。「帰ってきたぞケイが」などとファンを喜ばせていた錦織だが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」も「ケイ・ニシコリがグリゴール・ディミトロフとの劇的なラリーを制圧」との見出しで、早くも大会のハイライトとなりそうな激戦を振り返っている。

「ニシコリは27歳の誕生日を当日に迎えたディミトロフの3回戦進出を阻止した。このペアはスリル満点のラリーを生み出した」

 記事ではこう伝え、当日が27歳の誕生日だったディミトロフ撃破を称えている。

解説者も興奮、「我々が今、目にしたものは信じられないものだ」

 錦織は得意とする、粘り強く拾い続けるストローク戦に持ち込み、第3セットは第7ゲームから怒涛の4ゲーム連取しての大逆転勝ち。まさに“らしい”勝ち方で3回戦進出を果たしていた。

「最終的にケイはダウン・ザ・ラインで雷を落とすようなウィナーを繰り出した」

 記事ではこう振り返っている。また「スカイ・スポーツ」で解説を務める、元トッププロのマーク・ペッチー氏は「我々が今、目にしたものは信じられないものだ」と2時間55分に渡り、激しいラリーの応酬を続けた両者を絶賛しているようだ。

 トップ5を次々と撃破して準優勝を果たしたモンテカルロ・マスターズも激戦の連続だった。その再現なるかに、欧州からも熱視線が送られている。(THE ANSWER編集部)

錦織圭【写真:Getty Images】