日大アメリカンフットボール部の加藤直人部長、内田正人監督名による関学大アメフット部への回答書全文は次の通り。

 ◇第51回定期戦における弊部選手による反則行為に係る貴部からの申し入れに対する回答について

 平成30年5月6日に行われました定期戦において発生した弊部選手の反則行為について、負傷された貴部選手にお見舞い申し上げますとともに心より謝罪いたします。そして、一日も早い回復をお祈り申し上げます。また、ご迷惑をおかけしました貴部関係者の皆さまに深くおわび申し上げます。

 平成30年5月10日付で送付いただきました貴部からの申し入れに対し、以下のとおり回答いたします。

 (1)弊部選手の前半第1攻撃シリーズ1プレー目の反則行為に対するチームとしての見解および行為を受けた貴部選手ならびに保護者へのチームからの正式な謝罪について

 弊部としましては、アメリカンフットボール公式規則に掲げるフットボール綱領を尊重しており、意図的な乱暴行為を行うことなどを選手へ教えることは全くございません。

 弊部の指導方針は、ルールに基づいた「厳しさ」を求めるものでありますが、今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関し、深く反省しております。

 弊部選手による反則行為を受けました貴部選手および保護者の方に心よりおわび申し上げます。

 (2)弊部監督が試合終了後にメディアに対して出したコメントに対する見解と同コメントの撤回および指導者として当該事案が発生したことについての正式な謝罪について

 上記(1)でご説明いたしましたとおり、弊部は規則に基づいた指導を行っております。同コメントは、もとより規則に違反してもよいと意図するものではなく、選手に「厳しさ」を求めていることから発したものでした。

 しかし、真意が伝わらず反則行為を容認する発言と受け取られかねないものであり、本意ではありませんため、ここに、試合終了直後にメディアに対して発した弊部監督のコメントは、撤回させていただきます。

 当該事案が発生したことについて、ご迷惑をおかけしました関係者の皆さまに指導者として謝罪いたします。

 また、一部メディアで報道されております、当日のミーティングにおける弊部監督が選手に対して発した発言も、規則に違反し貴部選手を負傷させる意図は全くなく、選手全員に「厳しさ」を求め、士気を上げるために行ったものでした。

 繰り返しになりますが、ご迷惑をおかけしました関係者の皆さまにおわびいたします。

 ※「事実」「経緯」などのチームとしての見解について

 弊部として把握する事実、当該プレーに至った経緯、それまでの指導内容、試合後の対応などについてですが、速やかな回答が必要なことは十分に認識しておりますが、弊部において現在、確認作業および再発防止策の策定を行っております。恐縮ですがお時間をいただき、平成30年5月24日(木)をめどに回答させていただければと存じます。何とぞ今しばらく猶予をいただきますようお願い申し上げます。

 重ねてではございますが、このたびの反則行為により負傷された貴部選手ならびに保護者の方に対し、心より謝罪いたします。また、ご迷惑をおかけしました貴部関係者の皆さまに深くおわび申し上げます。

 今後、二度とこのような行為が行われないよう、ルールおよびスポーツマンシップ教育・指導の徹底を図ってまいりますことをお誓い申し上げます。