2016年9月に日本でサービスを開始した音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」。4000万曲以上が無料で楽しめるということもあり、サービス開始時に使ってみた人も多いのではないでしょうか?

 

広告なしで使えるPremiumプランは月額980円と、Apple MusicやAWAといったほかの音楽ストリーミングサービスとほぼ同額。そこで無料のまま使い続けているという人もいれば、なんとなく使うのをやめてしまっている人もいるでしょう。でも、いまこそSpotifyは使うべきサービスなんです!

 

これまでいろんな音楽ストリーミングサービスを使ってきた筆者も、最近はSpotifyのPremiumプランに加入して愛用しています。この1年半でSpotifyはどのように進化したのでしょうか? 今回は、Spotifyをもっと楽しめる7つの使いこなしテクニックを紹介します。

 

聴けば聴くほど自分好みに進化するプレイリストがスゴい

Spotifyは、無料のFreeプランでもすべての楽曲をフル尺で楽しめます。しかも時間は無制限。ただし、Freeプランではシャッフル再生のみとなっており、楽曲の検索などはできません。より使い勝手を良くしたいなら、Premiumプランへの加入は必須。広告なしで聴けるうえに、オフライン再生や楽曲のスキップ再生、高音質設定などができるようになります。

 

1.まずチェックしたい「My Daily Mix」

Spotifyを使い続けていくと、「Home」画面上に「Daily Mix」というプレイリストが複数表示されます。これは、ユーザーの利用履歴に基づき、Spotifyが自動作成するプレイリストで、最大6個作成されます。

↑「Home」にAyamiスペシャルとして、自分のために作成されたプレイリストが表示されている(写真=左)。プレイリストごとにジャンルや特徴が異なる(写真=右)

 

筆者がSpotifyを使っている最大の理由が、このプレイリスト。出てくる楽曲が本当にドンピシャなんです! 実はこのプレイリストはAIによって作成されており、ユーザーが聴いている曲のアルゴリズムを解析し、それに近い曲を提示してくれているのだとか。

↑プレイリストの中身は日々のリスニング傾向で変化していく(写真=左)。Daily Mix内の楽曲は評価できるようになっており、聴かない曲やアーティストは除外できる(写真=右)

 

プレイリスト内の好みでない楽曲やアーティストを報告すれば、より自分に合ったプレイリストに進化していきます。Daily Mixで新たに知ったアーティストなどもたくさんあり、新たな音楽に出会うための窓口といっても過言ではありません。

 

2.好みの新曲だけ聴ける「Release Radar」

Spotifyには「Release Radar」というプレイリストもあります。ただ最新曲が聴けるだけなのかと思いきや、実はユーザーの履歴に基づいた新曲だけがまとめられるんです。

↑「Browse」で最新曲やランキングをチェックできる(写真=左)。Release RadarはSpotifyならではのレコメンド機能。「Home」画面にも表示される(写真=右)

 

フォローしていたり、よく聴いていたりするアーティストの新譜を毎週金曜に随時更新してくれるプレイリストで、いちいち最新情報を追わなくても自然と新譜が知ることができるのが特徴。

 

海外では、ユーザーが好むであろう楽曲を集めた2時間分のプレイリストが毎週月曜の朝に届く「Discover Weekly」という機能も開始しており、現在日本でも準備中なのだそう。知らない楽曲との出会いを求めている人にとっては、期待度の高い機能ですね。

 

3.青春時代の曲が聴ける「Your Time Capsule」

ほかにユニークなのは、ユーザーが10代から20代前半だった頃に聴いていたであろう楽曲をベースにした「Your Time Capsule」というプレイリスト。登録時やアカウント連携したSNSのプロフィール情報を元に年齢を割り出し、青春時代に聴いたであろう曲を自動でピックアップしてくれます。作成されたプレイリストをSNSなどで共有すると盛り上がりそうですよね。

 

このほか、野外フェスに登場するアーティストだけを集めたものや、劇場公開作品やNetflix配信作にちなんだものなど、プレイリストの充実こそがSpotifyの強みだといえます。

↑Your Time Capsuleでは、青春時代に聴いていたであろう楽曲をレコメンドする(写真=左)。夏フェスのプレイリストは人気コンテンツ。今年はフジロックのホームページ上で、ユーザーの試聴傾向を元にオリジナルのプレイリストを作成する機能があり、プレイリストはSpotify上に保存できる(写真=右)

 

4.リラックスしたいときにオススメな「Sleep」

個人的にイチオシしたいのは、「Sleep」というカテゴリのプレイリスト。「眠れぬ夜の音楽」や「MidnightChill」といった、寝るときに最適な音楽が集められており、寝付きが悪いときにはぜひ試してほしいんです。波の音や森の音などの自然音もあるので、心身ともにリラックスできますよ。

↑「Sleep」は国内外で人気のカテゴリ。ほかにも、朝やコーヒータイムなど時間やシチュエーションに合わせたプレイリストが多数用意されている

 

Spotifyでは全世界でおよそ70〜80人のキュレーターがプレイリストを作成しているそうですが、そのバリエーションの多さに驚かされます。

 

5.いまのヒット曲とこれからくる曲がわかる2つの「チャート」

レコメンドされる音楽だけでは物足りないなら、「Brows」の「チャート」内にある「トップ50」と「バイラルトップ50」を見てみるのがおすすめ。「トップ50」は純粋に再生回数を元にしたランキングとなっており、少し懐かしい楽曲でも長期的に聴かれるとランクインしているそう。

 

それに対し「バイラルトップ50」はSNSにシェアされた回数などをランキングに反映しており、旬のアーティストを知りたいときに便利。実際に、クラブでプレイするDJの人たちは海外のバイラルチャートを参照して、楽曲を選んでいるという話も聞きます。ファンがシェアすることでランキングが上がるので、新しいカタチでのアーティストへの応援にもなっているようです。

↑それぞれのランキングは日本のものとグルーバルのものが用意されている。また、国別のチャートを見ることもできる(写真=左)ランキングは毎日更新されるので、こまめにチェックしよう(写真=右)

 

最近ではInstagramのストーリーに視聴中の楽曲のプレビューを投稿できるようになり、手軽に気になった曲を共有できるのもSpotifyならでは。Instagramだけでなく、Twitter、Facebook、LINE、Messenger、メッセージなどのいろんな方法で友だちに広めてみましょう。

↑楽曲の再生中にメニューを開き、「シェアする」をタップすると共有画面が表示される(写真=左)。シェアすると、Spotifyアプリを使っていない人でも30秒のプレビューが試聴可能(写真=右)

 

6.自分のこだわりの選曲も公開できる

Spotifyといえば用意されたプレイリストを聴くだけのイメージが強いですが、Premiumプランでは自分で作成したプレイリストを他のユーザーに公開することもできます。

↑Spotifyが作成したプレイリストだけでなく、アーティストや一般ユーザーが公開しているものもある(写真=左)。「コラボするに設定」をタップすると、ほかのユーザーと一緒にプレイリストが作成できる(写真=右)

 

7.みんなでプレイリストを作れる「コラボ」機能

さらに、プレイリストを「コラボ」に設定すると、曲の追加や削除、曲順の変更が友だちとできるようになるんです。友だちと使うのもいいですし、家族でドライブ用のプレイリストを作るのも楽しそう。ただ”聴く”だけじゃない楽しみもSpotifyには隠されていたんです。

 

以上、意外と知られていない7つの便利機能を紹介してみました。SpotifyのPremiumプランは月額980円といいましたが、現在は最初の3か月だけ月額100円で利用可能。スマホはもちろん、パソコン、タブレット、スマートスピーカー、テレビなどさまざまなデバイスにSpotifyは対応しています。音楽の楽しみ方がマンネリ化しているそこのあなた、いまSpotifyを使わない手はないですね!

プレミアム版と無料版どこが違う? もっと音楽を楽しめる「Spotify」の使いこなしテクニック7選キャプション