阪急電鉄は5月17日、阪急京都線・洛西口駅付近の連続立体交差化事業(鉄道高架化)により生み出された高架下エリアの開発コンセプトを「行きたい 住みたい KYOTO洛西口 ~ヒトとヒトをつなぐ エキはマチの縁側(えんがわ)~」とし、同エリア全体の名称を「TauT(トート)阪急洛西口」と名付けたことを発表した。第1期エリアとして、洛西口駅付近を2018年秋に先行開業する。

高架下エリアは総延長約1km/面積約1万1,200平方メートルの広さであり、このエリアの活用方について、阪急電鉄は2015年から京都市とともに「洛西口~桂駅間プロジェクト」を立ち上げ、検討を進めてきた。

高架下エリアの開発は、駅周辺の住人や駅利用者の利便性の向上を図りながら、訪れる人々の交流を促進するエリアとなることを目指し、「地域の魅力を再発見する」「遊びを通じて学ぶ」「新たな文化を共に育む」の3つのコンセプトをもとに、エリアのゾーニングを検討している。地域の魅力を発信するとともに、行きたい街・住みたい街としての魅力を高め、「訪れたい」「新たに住みたい」「将来にわたって住み続けたい」と思えるエリアを展開する。

高架下エリアの名称「TauT(トート) 阪急洛西口」には、"ヒトとヒトをつなぐ"エリアにしたいという想いを表現。「人―人」がカタカナ表記の「トート」とも読めることや、「T」を高架の柱に見立てて、その間で人が「au(あう)」ことを、それぞれデザインでイメージした。また、英単語の「taught(teachの過去分詞形)」の響きを連想し、"教えあう、学びあう"エリアにしたいという願いも込めている。

2018年秋に先行開業する第1期エリアは「地域の魅力を再発見するエリア」と位置付け、洛西口駅の利便性向上につながるサービス業態だけでなく、地元京都で人気の飲食・食物販の店舗も誘致する。それにより、駅を中心ににぎわいを創出し、人が集まり交流することで、地域の活性化を図っていく。なお、各店舗の概要は2018年夏頃に発表を予定している。

第1期エリアには、物販・食物販・飲食・ATM・サービス・駐輪場等を展開する。計画地の所在地は京都府京都市西京区川島六ノ坪町59-2他、敷地面積は約2,838平方メートル(高架下全体の敷地面積は約1万1,200平方メートル)、延床面積は約1,522平方メートル、構造・階数は鉄骨造・地上1階となる。設計・監理は阪急設計コンサルタントが、施工は中藏が担う。

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