声優の梶裕貴さんが17日、初の著書『いつかすべてが君の力になる』の発売を記念し、都内でお渡し会を開催した。メディア向けの取材会では「最後はもう終わらないんじゃないかと思いながら書いていた」とコメントし、発売の喜びを語った。


 著書の中では思春期を振り返り、父との葛藤を明かしている梶さん。「最近なかなか(実家に)帰ってないのですが、本は購入してくれたみたいで。本で紹介したことをきっかけに親子の会話が増えればいいなと思っています(笑)」とコメント。「固い教則本であったり、声優人生を振り返って……みたいな話だったら、僕はお受けできていなかったと思う。僕が声優になりたいと思ったのが14歳だったのですが、今の自分だからこそ中高生たちに伝えられるものがあるんじゃないかと思っています。夢を追いかけて頑張っている中高生や、夢を探している子たちに何か届けられたらいいなと考えています」と明かした。

(著書『いつかすべてが君の力になる』お渡し会の様子)

(お渡し会の会場は満員で多くのファンが訪れた)

 さらに、著書の中で紹介されている運命を決めた“究極の選択”に絡めて、記者から「最近あった“究極の選択”は?」と聞かれると「晩御飯を食べた後に甘いものを食べるかどうか、ですね……。やっぱり遅い時間に糖質を摂るって罪じゃないですか(笑)。毎日悩みますが、だいたい食べちゃいます」と笑顔でコメント。

 中高生に向けて書いたという今回の著書については「誰しも苦労があって。それぞれ何が良くて、何が悪いのかという問題ではないと思っています。声優になるためのルートや技術よりも、自分がどういう形で声優になったか。この本を読んだ人に必ずしも声優になってほしいというわけではありませんが、声優を目指したいと思った人がいたら背中を押してあげたい」と語り、声優志望者へメッセージを送った。


 5月10日に発売した初の著書『いつかすべてが君の力になる』(河出書房新社)は、翌11日には緊急重版が決定。15日には3刷も決定し、この重版によって、累計発行部数は3万部と発表されている。


(テキスト:鈴木ミユキ)


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