17日、ダノンプレミアムが日本ダービーへ向けて1週前追い切りを行った。

 ウッドチップコースで中内田師自ら騎乗したダノンレーザー、続くサヴィを追いかけるかたちで進められた。今朝はダノンプレミアムには川田将雅騎手が騎乗。この様子について普段調教パートナーを務める猿橋助手に聞いた。

「4コーナーを過ぎ、直線向いてから動かしていきました。2頭の後ろについていったのは折り合いを意識したためです。折り合い、反応、動き等を川田騎手に確認していただいたところ、ジョッキーも『いい状態できている』と喜んでくれました」

 ザ石のアクシデントがあったこともあり、川田騎手がダノンプレミアムの背に跨るのも久しぶりだった。

「(川田騎手が)『安心した』と言ってくれました」

 そういう猿橋助手の表情もホッと和らいでいるように見えた。

「調整方法はデビュー前からずっと変わっていません。ザ石で2週間休んだことで確かに緩みはありましたけど、極端な(良くない意味での)変化はなかったです。今回も無理せず、ダービーまでの日数を逆算して丁寧に仕上げてきました」

 陣営は焦らずに“丁寧に”接しながらダノンプレミアムのリズムを守ってきた。

「ダノンプレミアム自身が“競馬で走る”ということを(任務として)理解している感じがします。そして、馬自身が競馬が近くなっていることも察してきていると思います。でも、それを必要以上に意識させないように丁寧に接しています」

 日本ダービーまで10日、今後もこれまでどおり“丁寧”な調教を積み重ねていく。

(取材・文:花岡貴子)