開幕からいきなり8連勝。その後も貯を伸ばし、パ・リーグ首位を走る西武の原動は、12球団断トツの得点(一試合均6点え。以下、データはすべて5月9日時点)を誇る強打線だ。スポーツデスクが言う。

秋山翔吾打率357を筆頭に、リーグ打率トップ10のうち6人が西武。打点もトップ10に4人が名を連ねています。中村剛也は故障、メヒアも不振と、元本塁打王ふたりが働いていないのにこの破壊。正直、驚異的です」

パ・リーグ某球団のスコアラーはこう解説する。

「昨季までは振り回す打者が多かったんですが、今季は狙い球を徹底して絞っている。四球も多く(リーグトップ138個)、打線が見事につながるケース立ちます」

この強打線の“黒幕”は、ヤクルトでの現役時代に野村ID野球叩き込まれ、巨人楽天でも導経験のある橋上秀樹コーチだという。

「昨季は野手総合コーチという曖昧(あいまい)な立場でしたが、今季は作戦コーチの肩書でデータの分析・示に専念できている。さばけた性格で、示も明快なので選手にも好評です。例えば捕手炭谷銀仁朗など、昨季までは打率2割5分がやっとの選手でしたが、今季はここまで規定打席未満とはいえ3割え。データをうまく活用できている拠です」(前出・スコアラー

ただし、この好調さにはもうひとつ理由があるらしい。選手たちのの前に、意外な形で“ニンジン”がぶら下がっているというのだ。

エース菊池雄星は今オフポスティングによるメジャー移籍が濃厚。ここで球団に入るはずの最大約22億円の移籍、いうなれば“雄星マネー”に、選手たちはの色を変えているようです(笑)西武は基本的にシブチン球団ですが、今オフバブルの可性大。活躍すれば年俸大幅アップチャンスというわけです」(前出・デスク

この好調さに球団も気をよくし、打線ニックネームをつけようと思案中だという。実は、コア野球ファンや一部スポーツはすでに“山賊打線”という呼び名を使い始めているのだが…。

山賊打線とは、元は西武の前身球団である太平洋クラブライオンズ時代の称。しかし、これについては『いまさら山賊なんて古くさい』『品がない』といった身もフタもない意見が球団や選手の間から出ており、新たなニックネーム募するというアイデアも浮上しているようです」(デスク

それはともかく、気になるのは“ニンジンの元”である菊池が肩のりで登録抹消となったことだ。

「それほど重傷ではないものの、復帰は6月になる予定。その後の状態によってはメジャー移籍が流れる可性もあるため、選手たちにとっては一大事ですよ(笑)」(デスク

エース離脱に打線も気落ちして急降下、なんてことにならなきゃいいけど…。

写真時事通信社

西武の「強力打線」が新ニックネーム募集中! ぶら下げられた“意外なニンジン”とは…