ゴールデンウィーク初日の4月28日(土)、2017年秋アニメ『アニメガタリズ』のスペシャルイベント「グッドラックな土曜日♪」が文京シビックホール(東京・文京区)にて開催された。イベントには、本渡楓(阿佐ヶ谷未乃愛役)、千本木彩花(上井草有栖役)、東城日沙子(高円寺美子役)のGATALISの3人に加え、『アニメガタリズ 』の音楽を彩る田中秀和、高橋邦幸、帆足圭吾らMONACAの3人と、挿入歌を担当したAZLiGHTZが登壇した。MCはネコ先輩役の近藤浩徳が務めた。『アニメガタリズ』の音楽面にスポットをあて、トークとライブ満載なイベントとなった、「グッドラックな土曜日♪」の様子をレポートする。

■オリジナルソング「恋するG・A・T・A・L・I・S!」でスタート!

 

イベントは、GATALISの3人が歌うオリジナルソング「恋するG・A・T・A・L・I・S!」で元気よくスタート。レコーディングは別々だったため、3人で歌うのはこの日が初めてということで、ファンにとっては貴重な機会となった。

 

 

『アニメガタリズ 』は、2017年の秋アニメ。放送終了から4ヶ月が経過していることもあり、3人が会場のファンに向かって、「アニメの中身、忘れてない?」などと確認する場面もあった。『アニメガタリズ』のイベントは、昨年12月に開催されたクリスマスイベント以来となる。

 

冒頭のあいさつが終わると、ネコ先輩から3人にお知らせが届く。その中身は…、生徒会長からの恐怖の手紙。アニメ研究部としての活動を怠っていることを指摘され、本日のイベントをもって廃部!が言い渡される。しかし、いきなり廃部にするのは横暴ということで、3人にアニ研存続をかけたチャンスが与えられることになった。イベントがお別れ会にならないように、さまざまなミッションをこなし、ライブに必要な3つのアイテムを手に入れていく。

まずは「いきなり!ガタリズクイズ」で、30秒以内にアニメ研究部の部員、6人全員の名前を答えるというミッションを見事?!クリアし、1つめのアイテム“照明”をゲットした。

■貴重な音楽制作裏話が披露された「サントラで振り返りガタリズ」

続いては『アニメガタリズ』の音楽を彩る、MONACAの3人と、森井ケンシロウ監督がステージに登場し、2つめのアイテム“ピアノ”をかけて『アニメガタリズ』のサントラについて語り尽くすというコーナー。

『アニメガタリズ』でおなじみのシーンがスクリーンに映し出され、音楽制作秘話が語られた。アニメの音楽制作では、ざっくりとしたイメージが伝えられて作ることが多い中、楽曲を作る段階で資料がきちんと揃っていたことが明かされ、誇らしげに胸を張る監督に大きな拍手が送られた。また、ED楽曲「グッドラック ライラック」の歌詞を担当した只野菜摘からの手紙も紹介され、実は、当日会場に来ていることも明かされ、後ほど披露される演奏を楽しみにしていると伝えられた。

2つ目のアイテムゲットのご褒美として、コーナーの締めくくりに、MONACA帆足による劇伴演奏が披露されると、会場はさらなる盛り上がりを見せていた。

最後は、ライブに欠かせないアイテム“ヘッドセット”をかけて、「Twitter連動 質問ガタリズ!」 のコーナーへ。Twitterに寄せられたGATALISの3人への質問に答えてくというもの。自分がハマっているアニメについて質問されると、アニ研らしい回答がポンポン飛び出してくる。自分の部屋には好きなアニメやキャラクターのタペストリーを貼り、クッションを飾り、フィギュアには、「チュッ!」と挨拶してから学校に通っていたことを告白し、妄想デートや、自身の黒歴史などについてアツく語る場面では、会場に集まったファンも「わかる、わかる」と納得している様子だった。

ライブに必要な3つのアイテムをゲットしたところで、挿入歌を担当したAZLiGHTZが登場し、『アニメガタリズ』のために書き下ろした「フリージア」「Lost Eden」の2曲をライブで披露した。ボーカルのCHIHIROは、「アニメの音楽を担当したい、アニメとタイアップしたいと言い続けてバンドをやってきた」ことを明かし、力強い歌声で、疾走感のあるステージを繰り広げた。

■静かなピアノのメロディで始まるスペシャルバージョン

AZLiGHTZのステージでアツく盛り上がった会場を前に、「めちゃめちゃかっこいいー」「ライブの始まる前と後で空気が違う!」と興奮気味に再登場したガタリズの3人。ミッションをクリアして見事ゲットしたヘッドセットを装着し、ライブの準備は万全の様子だ。今回は、MONACA帆足によるピアノ演奏から始まる「グッドラック・ライラック」スペシャルバージョンが披露され、伝説の神回、第8話の文化祭を超えるステージとなった。

演奏終了後には、ガタリズの3人のサイン入りグッズが当たる抽選会が開催された。さらに、森井監督も再登場し、オープニング原画の複製原画プレゼントも追加され、会場からは、大きな拍手が巻き起こった。

最後のあいさつには、ネコ先輩としてMCを務めた近藤もステージに登場し、「放送が終わって4ヶ月も経っているのに、またみなさんと楽しい時間を過ごすことができてうれしいです。ありがとうございました!」と会場のファンに向かって感謝の意を述べた。

東城は、とりあえず、今回のイベントでこの制服姿は見納めとなることに触れ、ちょうど1年前のイベントを皮切りにスタートした『アニメガタリズ』の1年を振り返る中で、涙ぐみ様子も見せていた。

千本木は、「オリジナル作品だったので、最初はどうなるかわからなかったですけれど…」と前置きし、「アニメ好きが集まるいい現場でした」と振り返る。さらに、今回のイベントについては、「楽しいイベントだったので、またお会いしたいと思います!」と意気込みを語った。

本渡は、「『アニメガタリズ』は遊びの溢れる作品なので、いつまでも好きでいてください!」とファンに向けて挨拶し、さらに、「また機会があれば、愛を持って全力でアニメについて語りたいと思います」と抱負を語った。

最後は「グッドラックな土曜に〜!!!アニメガタリズ!」の掛け声でイベントを締めくくった。

取材・文 =タナカシノブ