カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者らが、ジャンボアメフラシを使って、記憶を移植する実験に成功したと報じられ、ネット上で話題となっている。

アメリカ科学誌『eNeuro』に掲載されたこの実験は、電気ショックを与えると防御反応を示すように訓練したジャンボアメフラシの個体から遺伝物質のRNAを取り出し、訓練を受けていないジャンボアメフラシの個体に移植するというもの。RNAを移植したジャンボアメフラシに電気ショックを与えたところ、防御反応を示すようになったという。

つまり、電気ショックによる訓練の“記憶”がRNAを介して、異なる個体に移植されたと解釈できるこの実験。これが果たして、本当に「記憶の移植に成功」と呼べるものなのかは議論の余地があるが、BBCが「記憶を移植」という見出しをつけて報じたことにより、ネット上で大きく拡散Twitterでは、

“記憶を移植できる様になったら、とんでもなくやばい気がする”
“凄いけどめちゃくちゃ怖い実験に成功してるー!! これ、本当に記憶が移植出来てるなら凄いなぁ… ただ、これって何に使える技術なんだ… どう考えてもヤバい事にしか使えない気がするぞ…”

などと、まるでSF映画のような実験結果に奮しつつも、そら恐ろしさを感じているネットユーザーが多かった。また、

もしも記憶を全に移植できるようになったら、体を乗り換え永遠に生きることができるのだろうか?”
“人体のクローンはいい感じに出来てる問題は頭つまりデータだその問題が解決するなら永遠不滅も夢ではない。”

と、クローン技術によって作られた体に、記憶を移植することができれば、1人の人間が永遠に生き続けることも可なのではないかとのもあった。

まだまだが多い「記憶」の分野。今後そのメカニズムが解明されていけば、本当に記憶の移植をすることができるようになるかもしれない。
(小大生)

■関連リンク
・「記憶を移植」 研究者らがアメフラシの遺伝子で成功 – BBCニュース
http://www.bbc.com/japanese/44119676

・RNA from Trained Aplysia Can Induce an Epigenetic Engram for Long-Term Sensitization in Untrained Aplysia | eNeuro
http://www.eneuro.org/content/early/2018/05/14/ENEURO.0038-18.2018

・「記憶 移植」での検索結果 – Yahoo!検索リアルタイム
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E8%A8%98%E6%86%B6+%E7%A7%BB%E6%A4%8D