イタリア国際準々決勝、過去2勝12敗のジョコビッチと激突

 テニスのイタリア国際は17日、男子シングルス3回戦で世界ランク24位の錦織圭(日清食品)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に6-1、6-2でストレート勝ち。最後は華麗なバックハンドウィナーで圧勝した瞬間をATP中継サイト「テニスTV」が「O-Kei on clay(クレーでオー“ケイ”)」と動画付きで伝え、高い注目ぶりを示していたが、準々決勝では元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。錦織は「ノバクにリベンジできることを願っている」と前週の雪辱を誓った。

 盤石の戦いからジョコビッチ雪辱に挑む。コールシュライバー戦のマッチポイント。強烈なサービスを放った錦織。コールシュライバーがリターンしたが、華麗なバックハンドをストレートに打ち返す。ほぼ戦意喪失気味のコールシュライバーは反応したが、足は動かない。完勝だ。それほど、錦織の強さは際立っていた。

 テニスTVは「O-Kei on clay(クレーでオー“ケイ”)」と好調ぶりを紹介し、勝負が決した瞬間を公式ツイッターに動画付きで公開。注目度も再び高まっているが、英紙「デイリー・エクスプレス」は8強で激突するジョコビッチ戦に注目している。

 記事によれば、「彼(コールシュライバー)は少し苦労していたので、全てのポイントで集中するように試みて良いテニスをしたよ」と3回戦を振り返った錦織。準々決勝に向けては「ノバクにリベンジできることを願っている」「僕はいつも試合で彼に挑戦しようとしているよ」と意気込みを語ったといい、記事では準決勝進出でトップ20入りなるかにも言及している。

 錦織はモンテカルロ・マスターズで準優勝を果たし、復活の狼煙を上げた。しかし、前週のマドリード・オープンでは1回戦でジョコビッチといきなり激突し、涙をのんでいた。さらに状態が上がっている印象の今大会。過去2勝12敗で目下11連敗中の“天敵”を打ち破れるか。熱戦の火蓋は日本時間18日の午後11時以降に切って落とされる。(THE ANSWER編集部)

錦織圭【写真:Getty Images】