イタリアでスマッシュヒットを記録した痛快コメディの続編「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」の本編映像が、公開された。

「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」本編映像はこちら!

社会からはじき出された学者たちが、合法ドラッグ製造で人生の一発逆転を狙う姿を描いた「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」の続編。前作で警察に逮捕された研究者たちが、今度は警察と取り引きし、捜査に協力する姿をコミカルかつアップテンポに描き出す。

前科の帳消しを条件に、ちまたにまん延するドラッグの成分を解析し、捜査協力することになったピエトロ・ズィンニ(エドアルド・レオ)たちインテリ集団。ドラッグの出所についても調査を始めたズィンニたちは、とある倉庫に目星をつけ、潜入捜査を行うことに。だが、捜査のプロでない仲間たちは、倉庫を前にして突入を渋り、ズィンニが「連中を阻止するんだ!」とたきつけても、「何を阻止するのか漠然としてる」「定義があいまいだな」と言葉尻をとらえて応戦する。

「警察だ!」というセリフも「右翼が使いそうだからいやだ」と駄々をこね、「『いい加減にしろ』はどうかな」と提案する始末。素人感丸出しのセリフが笑いを誘うと共に、「今思い出したんだが……車のドアをロックし忘れたかも」というボケ、さらには業を煮やしたズィンニが率先して倉庫に突入するも、銃弾の集中砲火を浴びてしまうという"オチ"までも用意されている。

本作には、古典考古学者、動学マクロ経済学者、理論解剖学者、解釈論的記号学者、ラテン碑銘学者といった学問のエキスパートが多数登場。"学者ジョーク"が笑いを誘うが、メガホンをとったシドニー・シビリア監督は、「いままで聞いたこともない分野ばかりだろうけど、みんな実際に存在している学問なんだ。大学に行って、それぞれの学者に会ってリサーチした。だから彼らがセリフとして話す内容も、すべて事実に沿ってる。本当に頭のいい人というのは、僕たちの想像をはるかに超えてたよ(笑)。話を聞いているととても面白くて、それがこの作品で少しでも伝わってくれたらと思う」と語っている。

「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」は、5月26日から全国公開。前日譚(たん)となる「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」は、6月23日からヒューマントラストシネマ有楽町にて開催予定の特集上映「Viva!イタリアvol.4」内で上映。

"学者ジョーク"が笑いを誘う