ウェディングドレスリメイクした「」について、大阪市の老舗店「かさはな」に取材した。

45年前のドレスを傘に再生

大阪市生野区で創業130余りの専門店「かさはな」がこのほど、45年前のウエディングドレス素材制作した。

難しい注文ではあったが、持ち込んだ人の強い気持ちを受けて、レースをたっぷり使ったに再生したという。

同社の公式Twitterが、このについて投稿したところ「素敵」「ロマンチックリメイク」「これこそ世界に1つだけの逸品」「これぞ職人魂」「きっと、ドレスのままよりも身近に、一生大切に使ってくれますね」と注を集めた。

投稿から5日間足らずで1万7000以上のリツイート、4万7000余りいいね!を得た。

一度断ったが、思いに応え制作へ

さはなは、「安心して長く使ってもらえる“本当に良い”を作りたい」という思いのもと、オリジナルやアート着物リメイクする「着物」など、さまざまなづくりを行っている。

ある時、百貨店で「着物」のイベントを開いたところ、新聞の折り込みチラシを見た人が「着物でなく、このドレスにしてほしい」とウエディングドレスを持って訪ねてきたそうだ。

事情を聞くと、その客は店を何件も回ったが、難しいと断られてきたという。

同店も一度は断ったが、当人の「どうしても…!」というに心を動かされて引き受けることにした。

正直、生地幅が狭くにするのは厳しかったので一度お断りさせて頂きました。

しかし、「お客様のドレスにしたい思い」になんとか応えたいと、作らせていただくことを決意しました。

素敵なドレス以上に素敵な傘をとコダワリ

ウエディングドレスに再生にあたっては、生地をほどく作業に苦労したという。

着物は手縫いが多い為、時間はかかりますが較的ほどきやすいのです。

レスはミシンでしっかりと縫い付けてありましたので、ほどくのに時間がかかりました。

また、ドレス幅が狭いために、補うためのレースを選ぶのに時間がかりました。

お客様の気持ちに応えるべく、いたる所にこだわってつくり込んだ。

「素敵なドレスを、それ以上に素敵なができますよう」という気持ちで作らせて頂きました。

手元には、お客様のお名前を入れさせていただきました。

完成品を送ったところ、相手は「すごく素敵で、もったいなくてさせない」と喜んだという。

後日、このネット上で大反を呼んだことを連絡したところ、偶然にもちょうどその日に、初めてウエディングドレスを差したところだったそうだ。

文化を残す「着物傘」

同店が着物制作は、大切な日本の文化を残していきたいという思いからだ。着物のほか、バッグや長財布などにもリメイクするサービスも行っている。

着物がだんだん着られなくなり、たんすの中に眠っている状況です。私自身もほとんど着ていません。

なんとかこの着物を外に出してあげたい」「着物を身近なものに取り入れていきたい」と思い、着物が始まりました。

ショールやカーテンで作ったことも

客の要望により、絞りのショールやカーテン、座布団や帯を素材を作ったこともある。

どれも思い出があるもので、つくらせて頂きました。

提供:かさはな「帯で作った傘」

提供:かさはな「帯で作った

着物百貨店などで催事をする中で、お客様と話し合いながら“世界に一本だけの”を作っているという。

入りの時に作った着物を1度も着ることがなかったのでに見せたかったなど、着物には、物語があります。

そんな大切なお着物を預かり作らせていただくことは光栄であり、お客様に喜んでいただけるよう日々を作らせて頂いております。

45年前のウエディングドレスを「傘」に再生!思い出を形に残す大阪の老舗傘店