大山淳子の同名小説を『グーグーだって猫である』(08)の犬童一心監督が映画化した『猫は抱くもの』(6月23日公開)。実際の猫と、役者が猫を演じる妄想パートを組み合わせた新感覚の猫映画から、メロメロになること間違いなしの猫ちゃんたちの姿をオフショット写真と共に一気に紹介したい。

【写真を見る】沢尻エリカが撮影後に飼い猫にしたロシアンブルー・良男は納得の美しさ!

本作は、元アイドル・沙織(沢尻エリカ)がたまたま出会ったロシアンブルーを可愛がるうちに、その猫も「自分が人間である」と思い込んでしまう…という猫と人間とのファンタジックな恋物語だ。

沙織が勤め先のスーパーの倉庫でこっそりと飼っているロシアンブルーの良男は、つぶらなブルーの瞳に、ライトグレーの綺麗な毛並みを持った上品で美しい猫。気高さすら感じさせるルックスだが、劇中では沙織が顔をなでると目を細めて気持ちよさそうにしたり、良男のことを見つめる沙織の顔をジーっと見つめ返したりと人懐っこく、そのギャップも超キュート!

さらに失恋してしまった沙織を元気づけようと、住みかである倉庫を飛び出し、懸命に彼女のアパートを目指す姿がなんとも健気で愛おしい良男。しかし、アパートを目指す途中でトラブルに巻き込まれ、野良猫や捨て猫が集まる“ねこすて橋”に迷い込んでしまう。

やんちゃな性格で機敏に動き回り、あどけなさがなんともチャーミングなキイロや、ぬいぐるみのようなモフモフとした毛並みの縞三毛、短足でずんぐりむっくりなサビなど、さまざまな猫たちが身を寄せているねこすて橋。中でも存在感を放っているのが、ねこすて橋のボスである白い老猫だ。でっぷりとした体形がなんとも太々しく、ドーンと構えたその佇まいからは、酸いも甘いも噛み分けた、ボス猫としての説得力を感じることができる。

総勢11匹の個性豊かな猫たちの姿に癒されること必至の『猫は抱くもの』。ちなみに撮影後、良男が実際に沢尻の飼い猫になったという驚きのエピソードもあるが、猫たちのキュートな姿を観れば、思わず彼らを連れて帰りたくなってしまうのも納得だろう!(Movie Walker・文/トライワークス)

超かわいい猫が多数登場する『猫は抱くもの』