シニアコムはこのほど、50歳以上のシニアコム会員男女532名を対象に、「高齢者の自動車運転」に関するアンケート調査を実施した。

初めに、50歳以上の男女に普通自動車の運転免許証を持っているか聞いたところ、「はい」と答えた割合は全体の77.1%という結果に。今回の調査では、80代女性で運転免許証を保有している人はいなかった。

運転免許証を所有している人のうち、「返納を考えている」という人は36.6%、「返納するつもりはない」人は33.4%、「わからない」と答えた人は30.0%となった。

何歳くらいで運転免許証の返納を考えているか尋ねてみると、「75歳以上85歳未満」での返納を考えているという50代の男性の割合が最も多く、次いで「85歳以上95歳未満」での返納を考えている80代男性が80.0%に。女性は男性よりも「65歳以上75歳未満」に返納を考えている人の割合が多いことがわかった。

また、運転免許証の返納を考えていると回答した人にその理由を伺ったところ、「視力が衰えて夜間運転するのが怖いため」との回答が48.7%、「自分の運転能力に対して自信がないため」が48.0%、「とっさの判断が遅れるため」が46.0%となった。

反対に、運転免許を返納しようと思わない理由としては「買い物に行く際に車を使うから」が65.0%で最多に。以下、「遊びに行く際に」56.9%、「荷物の運搬に」45.3%、「家族の送り迎えに」39.4%、「通院に」35.0%など、それぞれ車を必要とするシーンに関する回答が続いた。

続いて、自動運転への意識も同時に調査を行った。「自動運転車」を利用したいと思うかとの問いに対しては、「利用したい」という人が37.4%、「利用したくない」人は30.6%、「わからない」と回答した人は32.0%に。

前問で「利用したい」と回答した人へ、自動運転車の普及に期待することを聞いてみると、「交通事故の減少」79.9%、「運転負荷の軽減」64.3%、「誤発進の減少」60.8%、「高齢者の行動範囲の拡大」56.8%などの回答が得られた。「渋滞の緩和」や「運輸・物流産業の効率化」といったことに期待するという声も。

自動運転車の普及に対して期待することへの回答から、シニア世代は日常の交通事故や運転負荷、誤発進などの問題について悩みを抱えていることが考えられる。

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