日本も中国も同じアジアに属し、隣り合った国であるので文化的にも似ている点が数多く存在する。同じ漢字を文字表記に使用することに加え、容姿まで非常に似ていて、一目見ただけでは日本人なのか中国人であるか簡単には判別できない。

 だが、中国メディアの今日頭条は12日、日本人と中国人には明確な違いがあり、それが日中を隔てていると伝え、それは「日本人と中国人の心の中にあるものが違っている」と論じている。

 記事はまず、日本を訪れたことのある中国人なら体験して知っていることとして、「日本の街は非常に清潔であること」、「環境保護が行き届いており、黒煙を吐き出して走っている車はなく、空気も非常にきれいである」こと、「誰もがルールを守ろうとする」ことなどを挙げ、こうした点からも日本人と中国人は似ているようで、まったく似ていないことが分かると強調した。

 では、なぜ「清潔さを保つ」、あるいは、「環境保護を徹底する」、「ルールを守る」という単純なことに日中の違いが生じるのだろうか。記事は、「子どもに対する教育」に違いがあると指摘し、教育が違うから「心にあるもの」が違ってくるのだと主張。

 日本では幼少期の教育に重きを置いているため、出産後に多くの女性は育児に専念することを紹介し、日本では子どもの過保護も良くないとされていることも指摘。結論として、日中の大きな違いは「心の中にあるもの」であると主張し、幼少期に受ける教育の価値について再考するよう中国の読者に問いかけている。

 中国では一般的に親ではなく祖父母が子供の面倒を見るゆえ、過保護に育てられわがままなうえに肥満気味な子どもが非常に多い。また、中国人の多くはきれい好きだが、公共の場所を清潔に保つことに対する意識は低いのが現状だ。近年の経済発展により、公共の場所を清潔に保つ意識が高まってきてはいるが、人びとの意識が変化してくるにはもう少し時間が必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本人と中国人の違いをもたらすもの、それは「心の中にあるもの」=中国メディア