北米時間2018年6月12日,Intelの公式Twitterアカウントは,「Intel初の単体GPUが2020年にやってくる」とツイートした。文面はそれだけで,Intelのニュースルームにも追加情報は一切ない。
 ただ,そのツイートには,元AMDのRadeon Technologies Groupで上級副社長兼チーフアーキテクトを務め,現在はIntelにてCore and Visual Computing Groupの上級副社長兼ジェネラルマネージャーを務めるRaja Koduri(ラジャ・コドゥリ)氏の顔写真と,Koduri氏が2017年11月に同社へ入社したときのプレスリリースへのリンクがある。

Intel's first discrete GPU coming in 2020: https://t.co/s9EPeFifBp pic.twitter.com/n5zmUY2Mc2

— Intel News (@intelnews) 2018年6月12日
 つまり,2020年にリリース予定というIntel製単体GPUは,Koduri氏のチームが開発したGPUになりそうだ。

 なお,ツイートでは開発中のGPUを「Intel's first discrete GPU」と称しているものの,PC向けGPUの歴史について詳しい人なら周知のとおり,Intel製の単体GPUとしては,かつて「Intel 740」という製品があったので,実際には初めてではない。
 ただ,Intel 740がリリースされたのは1998年のこと。それ以降は,現行の数値演算プロセッサである「Xeon Phi」の前身に当たる開発コードネーム「Larrabee」(ララビー,関連記事)を単体GPUとして開発を進めたことがあったものの,製品化されたものは存在しなかった。2020年に新型GPUが登場するならば,実に22年ぶりの新製品となるわけだ。

 Koduri氏のチームがどのようなGPUを作っているのかは,まったく予想も付かないが,AMDとNVIDIAの2強状態が長く続いたPC向けGPUの世界に風穴を開ける存在となってくれるのであれば,面白くなりそうである。

リンク:Intel公式Twitterの当該ツイート(英語)
リンク:Radeonの顔だったRaja Koduri氏がIntelに入社。将来的には「Intel製単体GPU」登場か


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