映画『バンクシーを盗んだ男』の予告編とメインビジュアルが公開された。

同作は、グラフィティアーティスト・Banksyがパレスチナ・ヨルダン西岸地区のベツレヘムにあるパレスチナとイスラエルを隔てる壁に、ロバと兵士の絵を描いたことで地元住民の反感を買い、住民の1人であるタクシー運転手のワリドが壁面ごと作品を切り取ってオークションサイトeBayに出品してしまった事態を追ったドキュメンタリー。ナレーションはイギー・ポップが務める。公開日は8月4日。

公開された予告編では、Banksyの壁画がベツレヘムに現れたというニュース映像や、「この壁は世界最大のアートになる」というBanksyの肉声、地元住人や子供たち、ベツレヘム市長ベラ・バブウンがBanksyを称賛する様子が映し出されている。またワリドが「壁に絵を描いて偽善者ぶってやがる。バンクシーはクソ野郎だ」と罵る様、実際のオークションの状況、Banksyの所有権と建物の持ち主の占有権について語る専門家の姿も確認できる。

またメインビジュアルでは「アートが世界を挑発する。」というキャッチコピーとともに、Banksyの作品を含むパレスチナの情景がコラージュされ、その上から「THE MAN WHO STOLE BANKSY」とステンシル調で描き出されている。
『バンクシーを盗んだ男』メインビジュアル ©MARCO PROSERPIO 2017