仕事が終わらず、どんどん仕事がたまっていく。一気に改善するにもそれなりの労力が必要だが、その労力を割くことも難しい。となると、少しずつ仕事の生産性を上げていくほかないわけだが、そうするには、どうすればいいのだろうか。

必要なことは、「大事なこと」だけを確実に押さえ、「必ず終わらせる」という前提で、仕事のプロセスを考えることだ。
そして、仕事において大切なのは「アウトプットを出し続けること」と述べるのは、C Channel株式会社代表取締役社長の森川亮氏である。

森川氏が執筆した『すべての仕事は10分で終わる』(SBクリエイティブ刊)は、必要な仕事できちんとアウトプットを出していくためのプロセスを教えてくれる一冊。ベストセラーとなった『シンプルに考える』(ダイヤモンド社刊)の実践ともいえる本である。

では、どんなことが書かれているのだろうか?

■「仕事がたまってしまう」状況を改善する方法とは?

「仕事がたまってしまう」のは一体なぜなのか。考えられるのはその人の性格上の問題もあるし、急な差し込み案件も仕事ためてしまう要因の一つだろう。こうしたことを防ぐために必要なことを2つ、取り上げよう。

●誰にとっての「完璧」なのか考える

仕事において、時間を使い切ってしまう要因に「完璧主義」がある。しかし、その「完璧」は誰にとっての完璧なのかが大事だ。

完璧な仕事とは相手の期待値に応えるということ。仕事はニーズに対して価値を提供するということであり、相手の求めるニーズを100%満たしたら「完璧」といえる。しかし、完璧の絶対的な基準を自分の中に持ち、「思い通りに納得いくまでやりきった成果物」を完璧な仕事だと信じている人は少なくない。

「仕事とはアウトプットを出し続けることである」という仕事の本質に立ち返ると、「相手の期待値」をイメージできていない状況で、自分なりのこだわりに時間を割く行為はリスキーであると森川氏は考えている。あなたは自分の尺度で「完璧」を考えていないだろうか?

●集中できる環境を死守する

集中できる時間や場所は人によって異なる。その時間をどこまで有効に活用できるかが重要だ。「集中できるときに一番大事なことをやる」ということを、当たり前のようにできればアウトプットはみるみる上がるはずだ。

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世の中が残業禁止に向かっている中、「業務量が変わらないのに残業するなと言われている」という状況に陥っているビジネスマンもいるだろう。
そこで大切なのが生産性を上げること。そのヒントが本書に詰まっている。

(新刊JP編集部)

必要なのは「アウトプット」。業務をためない仕事術とは?