新海誠監督の娘で、映画『3月のライオン』やミュージカル『美少女戦士セーラームーン』などに出演し活躍中の8歳の子役・新津ちせが、映画『駅までの道をおしえて』(2019年公開予定)の初主演をオーディションで勝ち取ったことが分かった。

【写真】新津ちせが主演する映画『駅までの道をおしえて』より。

 同作は、直木賞作家・伊集院静氏の同名小説(講談社文庫)が原作。物語には赤い京急電車が象徴的に登場するなど、重要な役割を担っているため、今年創立120周年を迎える京急電鉄が全面的に協力。伊集院氏の小説の映画化は、『機関車先生』(04年公開)以来、15年ぶり。

 主人公・サヤカ(新津)は、愛犬ルーを亡くしたことを受け入れることができず、いつまでもルーの帰りを待っている少女。そんなサヤカと、幼き息子を亡くした経験を持つ老人・フセコウタローが出会い、互いに胸に抱えた“命の喪失感”を二人の絆で温かい思い出に変えていく、ささやかな奇跡のストーリーとなっている。

 サヤカ役のオーディションは、2017年春にオーディション情報サイト「デビュー」で一般公募され、オーディションは4次審査まで行われた。3ヵ月間におよぶオーディションの結果、当時小学1年生の新津が主演に選ばれた。撮影は丸1年間、季節を追いながら、時系列に沿って撮影。少女の成長をリアルタイムに作品に刻んでいく。

 今作が映画初主演となる新津は、2014年に東宝ミュージカル『ミス・サイゴン』タム役でデビュー。映画『3月のライオン』の川本モモ役や、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』謎の少女・ちびちび役などで出演し、新世代の子役として注目されている。今回の初主演で、本格的な女優へと成長を遂げる新津の今後が楽しみだ。

■新津ちせのコメント

「サヤカ役を演じます、新津ちせです。サヤカは、元気いっぱいで、犬が大好きで、心のやさしい女の子です。わたしも、犬が大好きなので、サヤカ役に決まった時は本当にうれしかったです! 撮影中、ルーと一緒に過ごせることがとっても幸せで、毎日いろんな発見があります。ルーと一緒にいっぱい走りまわっているので、ちょっと足がはやくなったような気がして、楽しいです。元気に、一生けんめいがんばります」

【サヤカ役:新津ちせ プロフィール】
2010年生まれ。東京都出身。劇団ひまわり所属。
2014年、東宝ミュージカル「ミス・サイゴン」タム役としてデビュー。
主な出演作品は、
東宝シアタークリエ「お気に召すまま」ハイメン役、
NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」守景陽菜役、
CXドラマ「傘をもたない蟻たちは」赤津里奈役、
CM「アキタ『きよらグルメ仕立て』」、CM「ミライフ」など。
いちごと枝豆とプリンが大好きな、元気いっぱいの小学2 年生。
新津ちせが映画初主演。『駅までの道をおしえて』映画化(2019年秋公開予定)(C)2018映画『駅までの道をおしえて』製作委員会