10日の阪神競馬で単勝1.1倍という断然の人気に応えてデビュー戦を飾ったサートゥルナーリア。スタートの出は良く、その後はスムーズに折り合い、直線での抜け出しも難なく、ラストは流してのゴール。ほんと、素晴らしかったですね!

「今のところ兄のようながむしゃらさはないですね。距離が延びても大丈夫そうです」と辻野助手。

 レース後も元気いっぱいとのことでした。

 そんなサートゥルナーリアは14日に放牧に出ます。いったん、ノーザンファームしがらきへ行きますが、その後は育成されていたノーザンファーム早来へ里帰りする予定とのことでした。

 育成時代の厩舎の方から栗東の角居厩舎スタッフまで、皆さん口をそろえて「サートゥルナーリアは自分を持っている」と言います。

「いい意味で“我関せず”ですね。普段は自分のリズムを崩さない。でも、調教に行くと乗り手の指示を聞いている。そのメリハリがいいのだと思います」(担当の吉岡助手)

 わたしが厩舎にお邪魔したときもホントマイペースで。周囲に人がいるとそちらに出てくる馬って多いんですけど、サートゥルナーリアはしばらく奥に置かれた牧草を気が済むまでずっと食べていましたね。そして、時にはガンコな一面を見せるそうです。可愛いですね。

 次走は、札幌2歳S(GIII)を視野に入れていくとのことでした。しばしの夏休みですね。さらなる成長が楽しみでなりません。いってらっしゃい!

(取材・文:花岡貴子)