日本全国、各所で活躍するパトロールカー。その歴史には、ポルシェやマツダ RX-7といったスポーツカーをベースとしたものも、多く存在します。そんなパトカーに、日産 GT-R NISMOが加わります。導入するのは、GT-Rの生産拠点がある栃木県の警察です。

パトカーになった日産のスポーツカー
日産 GT-R NISMO 2017

栃木県警が、日本を代表するスポーツカー、日産 GT-R NISMOを導入するというニュースは、2018年5月下旬にネットで話題になりました。そして栃木県民の日である6月15日に記念式典が開催、公式発表される予定です。

日産 GT-Rは、河内郡上三川町にある日産栃木工場で、選ばれた匠によって組み上げられるモデル。そんな縁もあり、GT-R導入となったのではないかと想像できます。

R35 GT-R NISMOのスペック
日産 GT-R NISMO 2017

日産 R35 GT-R NISMOのエンジンは、NISMO専用チューニングが施されたVR38DETTです。最大出力は441kW(600ps)/6,800rpm、最大トルクは652Nm(66.5kgm)/3,600-5,600rpmを発生。駆動方式は、AWD。トランスミッションは、GR6型デュアルクラッチトランスミッションを搭載しています。

車両サイズは、全長4,690mm×全幅1,895mm×全高1,370mmとワイドボディ、最低地上高110mmとスポーツカーらしい低い車高、車両総重量は1,960kgとなっています。

サスペンションは四輪独立懸架で、フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン、リアサスペンションはマルチリンクとなっています。

ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスクで、タイヤはフロントが255/40ZRF20、リアが285/35ZRF20になります。日本国内で製造されるスポーツカーの中でも、最高の性能を備えています。

パトカー仕様のスポーツカー

今回パトカーのベースとなった車両はGT-Rでしたが、過去にも栃木県警はスポーツカーをベースとしたパトカーを採用しています。

その1台が初代ホンダ NSXで、1992年と1999年に栃木県警へホンダから寄贈されています。また、日産 フェアレディZ Version NISMOは、栃木県警高速隊に寄贈されています。ほかにも、スバル インプレッサ WRX STi、過去にはフォード マスタング マッハⅠなんて車両もあったなど、栃木県のパトカーは強者揃いです。

正式なお披露目まであと少しとなった日産 GT-R NISMOベースの新型パトカーも、栃木県民の生活を守るために活躍すること間違いなしです。

初代NSX、フェアレディZなどに続き…栃木県警、パトカーにR35 GT-R NISMOを導入!