全世界が注目した米朝首脳会談が12日午前10時、シンガポール南部セントーサ島のカペラホテルで開かれた。米国、北朝鮮の国旗が並び立つ“特設ステージ”中央で、ドナルド・トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長はガッチリ握手。まさに歴史的瞬間だ。自分のペースに持ち込もうと喋り倒すトランプ氏に正恩氏が引きつった笑みを見せる場面もあったが、会談は終始和やかムードで行われた。

 トランプ氏は正恩氏を「頭が良く、優れた交渉者だ。何度でも会いたい」とホメ殺し。かつて「チビでデブ」「ロケットマン」とディスっていたのが嘘のよう。クライマックスには「非核化」「北の体制保証」に言及した合意文書が登場。用意周到すぎる展開はデキレース、政治ショー以外の何物でもなかった。

 正恩氏もシンガポールの街を謳歌したようだ。会談前日(11日)の夜には妹の金与正氏らと市街観光へ。ゴキゲンの正恩氏はビビアン・バラクリシュナン外相との“自撮り”にも応じ、同氏のツイッターで拡散された。はしゃぐ正恩氏の姿に日本の女子高生の間では「かわいい」「正恩萌え」との声も。しかも訪れた先は、天空プールで知られる名物ホテル「マリーナベイ・サンズ」や植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」など“インスタ映え”する場所ばかり。インスタデビューを見据えているのだろうか…。

 他方で、暗殺を恐れる正恩氏は周囲の警戒を怠らない。4月の南北首脳会談に続き、携帯式便器を今回も投入。うっかりシンガポールで排便すれば、便を採取され、健康状態を調べられると考えたからだ。合意文書への署名の際、顔に多量の汗をかいていたのは、緊張からではなく「便意をもよおしていたから」という情報も。ちなみに署名に使用したペンは、指紋採取を防ぐため側近男性が布できれいに拭き取っていた。

 トランプ氏の“圧力”に負けないよう“背伸び”もした。身長190センチのトランプ氏に対し、正恩氏は170cm前後。両者の身長差は20cm以上あるはずだが、握手する2人の差は10cmほど。実は正恩氏はこの日のために上げ底10cm超の特注シークレットシューズを用意していたのだ。「各国首脳との会談に合わせて、正恩氏はシークレットシューズを使い分けている。4月の南北首脳会談で韓国の文在寅大統領と面会した時は、2人の身長はほぼ同じだった。つまり『対等ですよ』ということ。裏を返せば、正恩氏の本当の身長は誰にもわからない」(政治担当記者)。ジャニーズアイドル同様、リアルな身長はNGのようだ。

 米朝会談が終わり、次なる関心事は日朝首脳会談が行われるか、否か。日本の安倍晋三首相の身長は175センチ。正恩氏は一体何cmになって我々の前に現れるのだろうか――。


※画像は「Wikipedia」より引用

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