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シミができるのはなぜ? 「予防美白」を全力解説!

子供のころは夏休みにどんなに真っ黒に日焼けしても、秋から冬にかけてはちゃんともとの肌色に戻っていましたよね? それが悲しいかな、大人になるとあれこれ対策してもシミができたり、肌色が暗くくすんだり……。

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これは、肌が自らの元の肌の色に戻すチカラが弱まったせい。大人になるとキズの治りが遅くなるのと似ていますね。

それではなぜ、シミができてしまうのでしょう?

シミのもとといわれるのがメラニンです。メラニンを作る細胞を色素細胞(メラノサイト)といい、表皮細胞の間に存在します。 メラニンはなぜ作られるかというと、紫外線から表皮細胞の核を守るため。下の図のように、細胞の核の上にメラニンが集まって、日傘のように核を守るのです。

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表皮細胞がどんどん分化して角層細胞になっていく段階で、核はなくなります。本来、メラニンもそこで役割を終えて排出されてしまうのですが、シミとなる肌ではこれがうまく行かずにメラニンが居座ってしまうのです。

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メラニンが守るべき細胞の核が消えたあとも、メラニンが残り続けてしまうことがある!

【全力解説!】メラニンが居座ってしまうのは、加齢による代謝の衰えが原因のひとつ。あとは紫外線やストレス、ホルモンなどの影響でメラニンが過剰に作られるため、メラニン排出の能力が追い付かないと考えられます。つまり、いちばんの美白ケアの押さえどころは過剰なメラニンが作られるのを抑えること=予防美白なのです。

過剰にメラニンを作らせない「美白ポイント」4つ

過剰なメラニンが作られるのを抑えるには、どうすればいいのでしょうか? ポイントは4つあります。

【全力解説!】①メラニン生成の指令を出す除法伝達物質を抑える②「メラノサイト」を活性化させる要因を抑える③メラニンのもととなる「チロシン」が、酵素「チロシナーゼ」と合体してメラニンになるのを阻止する④メラニンが表皮細胞へ受け渡されるのを阻止する

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各メーカーは美白有効成分やそのほかの美容成分を組み合わせて、この4つのすべて、あるいは複数のポイントに働きかけて、メラニンが過剰に作られるのを抑えています。 特に③の「チロシナーゼをブロックする」アプローチは注目です。

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メラニンの元「チロシン」は、酵素「チロシナーゼ」と結びつかなければメラニンにはならない!

【全力解説!】

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「ビタミンC(アスコルビン酸)・コウジ酸・エラグ酸・トラネキサム酸」などを用いることで、チロシナーゼがチロシンに結びつく前に酸が身代わりになり、チロシンが酸化して黒ずんでメラニンになっていく過程を抑えます。

過剰にメラニンが作られなければ、きちんと代謝されて、シミとしては残らなくなります。長年の研究でメラノサイト、メラニンへの美白アプローチはここ数年でほぼ確立されてきました。 後編では、さらなる美白精度を上げる最新の美白トレンドについて全力解説! します。

 Profile

平 輝乃(たいら・てるの) ビューティエディター・ライター歴20年余。モード誌からビューティ誌、メンズ誌まで幅広い分野で活躍。美しいビジュアル作りを得意とする一方、難しいスキンケアを楽しくわかりやすく読ませる記事にも定評あり。

イラスト=sino

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