香川の同僚もベストイレブンに選出

 ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕を控え、各国のスーパースターたちが開催地に続々と集結している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、今季の欧州5大リーグのデータを基準に出場32カ国からベストイレブンを選出。そこには、ポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)や、アルゼンチンのFWリオネル・メッシ(バルセロナ)とともに、日本がグループリーグで対戦する全3カ国から1人ずつが選ばれている。

 データサイト「Whoscored.com」を参照に、2017-18シーズン(2017年8月3日から2018年5月21日)の平均採点でメンバーを選出。また、そのほかの選考基準として欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)で今季20試合以上に出場した選手、そして各国1人ずつという制限が設けられた。

 GKは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者レアル・マドリードの守護神であるコスタリカのGKケイラー・ナバス。同サイトによると、平均ポイントは6.94ポイントだった。

 最終ラインは、右からポーランドのDFウカシュ・ピシュチェク(ドルトムント/7.19pt)、ドイツのDFマッツ・フンメルス(バイエルン/7.27pt)、セネガルのDFサリフ・サネ(ハノーファー→シャルケ/7.34pt)、セルビアのDFアレクサンダル・コラロフ(ローマ/7.52pt)という顔ぶれになった。

 日本がグループリーグ第3戦で対戦するポーランドのピシュチェクは、昨年のW杯予選で右膝を負傷して長期離脱を強いられたが、年明けから復帰。ドルトムントでもベテランDFとしてチームを牽引し、来季のCL出場権獲得に貢献した。チームメイトの香川真司のプレーは、もちろん熟知しているはずだ。


日本人選手をよく知るサネと、4年前苦杯をなめたハメス

 そして第2戦で当たるセネガルのサネは、今季の活躍が認められ、5シーズンプレーしたハノーファーからシャルケへとステップアップする。かつて酒井宏樹(マルセイユ)、清武弘嗣、山口蛍(いずれもセレッソ大阪)と共闘しており、ピシュチェクと同様に大迫勇也(ケルン→ブレーメン)らドイツでプレーする日本人選手の特長も分かっているはずだ。

 中盤は、フランスのMFフロリアン・トヴァン(マルセイユ/7.94pt)や、グループリーグで日本と対戦するコロンビアのMFハメス・ロドリゲス(バイエルン/7.63pt)、さらにベルギーのMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/7.80pt)、ブラジルのMFネイマール(パリ・サンジェルマン/8.95pt)の4人となった。

 コロンビアのハメスは、4年前のブラジルW杯でも日本が苦杯をなめた相手だ。今季レアルから加入したバイエルンでは、移籍当初こそ苦しんだものの徐々にチームにもフィットし、7得点11アシストを記録してリーグ連覇に貢献。W杯初戦では再び苦い記憶が蘇るようなプレーで、日本ゴールを脅かしてくるだろう。

 そして最前線には、ともに過去5度のバロンドール受賞を誇るサッカー界の二枚看板が並んだ。CLで15得点を挙げ、6季連続得点王を獲得したロナウド(7.94pt)は、リーグ戦でも26得点を記録した。シーズン序盤こそ低調だったが、このロシアW杯を見据えていたかのように次第に調子を上げていった。メッシ(8.68pt)は、リーグ戦で34得点を決めてピチーチ(得点王)を受賞、2年連続5度目ゴールデンシューを獲得した。そのほかにもドリブル成功185回、キーパス87本など印象的なスタッツを残し、国内二冠を達成したバルサを牽引した。

 英メディアが選出したベストイレブンにも入ったグループH対戦国の3人が、いよいよ開幕するロシアW杯で日本の前に立ちはだかる。


(Football ZONE web編集部)

(左から)ハメス、ネイマール、メッシ、ロナウド、デブライネ【写真:Getty Images】