Revatron(レバトロン)は13日、高価なLiDARを安価なAI 2.0技術に置き換える車載ソリューションとして、カメラのみで自動車が物体の距離や動きを学習できるスマートカメラを発表した。

同ソリューションは、機械学習と3Dモデリングに焦点を当てたリアルタイムAIソリューションである「DOORs(Direct Object-Oriented Reality system:ダイレクトオブジェクト指向リアリティシステム)技術」に基づいたもの。カメラは、3D測定のために最大3つのカメラ入力をサポート。複数の同期カメラ入力の三角測量から3Dデプス情報を学習し、単一のカメラ入力のみの場合は三角測量の基礎として独自の移動経路を使用する。

車両の動きを補うことで、動いている物体を静止物体と区別することも可能。処理時間1ミリ秒以下のリアルタイムAIエンジンを搭載し、リアルタイムが特徴の処理と超低遅延学習は運転支援アプリに最適化されている。

また、DOORsカメラは、ドライブレコーダーと同等のコンパクトサイズで、 周辺エリアの音声警告や情報を提供するためのアクセサリとして、車両のどこにでも搭載できる完全受動機器。光または信号を発しないカメラ入力のみから周囲の物体の3D構造を直ちに学習し、運転可能な道路と不可能な道路を2Dカメラより容易に区別する。GPSと速度データの両方が利用可能な場合、周囲のオブジェクトの正確な動きを提供する。

なお、同社は、6月13日〜15日に神奈川県・パシフィコ横浜で開催される画像センシング展ににおいて、DOORsを展示するという。 6月15日 13:30からは同社代表による講演も予定されている。
(早川厚志)

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