皆さんの学校にもプリンターやコピー機が置いてあると思います。こういったOA機器は、学校だけでなくオフィスにも欠かせないもの。このOA機器の点検や操作法の指導を地域のオフィスに行うのが、OAインストラクターの仕事です。 番外編では、スイコー株式会社の山根聡太さんに、このお仕事の裏側や思い出に残る経験について教えていただきました。

お客様と同じ機械に触れながら、的確な操作方法を伝える

――お客様に分かりやすく使い方を説明するために、工夫していることがあれば教えてください。

電話で使い方を説明するときは、まずお客様が何について聞いているのか、何を知りたいのかを理解し、自分もお客様が使用しているのと同じ種類の機械の前に立ち、実際に同じ操作をしながら説明するようにしています。こうして的確な操作方法をお話することで、スピーディーに解決できるようになったと思います。

また現場ではお客様に機械を操作していただき、どこで問題が起きているのかを一緒に確認しながら説明していきます。機械の構造や仕組みについて伝えるとお客様がイメージしやすくなることもあるので、細かく説明するよう心掛けています。
 
 
――OA機器にはさまざまなものがあると思いますが、それぞれの使い方や特性を覚えるために行っていることはありますか?

OA機器にはいろいろな機種、特性があります。商品によって違うのはもちろんですが、基本的な部分は一緒なので、まずは機械を触り構造を見るようにしています。
新しい機械になればなるほど構造が簡略化されるので、覚えることは案外少ないです。


――どのような流れでお客様のオフィスに合ったOA機器を提案するのですか?
 
商品の提案はお客様のオフィスにある機械の使用状況を聞いて、オフィス規模に合わせた印刷スピード、耐久枚数を基準に機械を提案するようにしています。

テレビや映画にコピー機が映るとつい目を向けてしまう

――このお仕事ならではの「あるある」話や、プライベートでもついやってしまう癖があれば教えてください。

複合機やプリンターのインストラクターをしているので、印刷物に目がいきます。雑誌や地域の掲示物など、紙に書いてある文字や罫線を見てしまいがちです。

あとは、テレビや映画にコピー機やプリンターが映ると目を向けてしまうのも職業病だといえますね。

入社してすぐに仕事を引き継いだことで、多くを学んだ

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

入社して2カ月で、前任者の仕事内容を全て任せてもらったことが一番の思い出かもしれません。OAインストラクターとしての基礎を学んですぐに、担当エリアのメンテナンスと修理を任せられたときは、分からないことだらけでいつも先輩に電話していました。お客様に上手に説明できなかったり、修理に時間がかかってしまったりしたときのことを振り返ってみると恥ずかしいですし、申し訳なかったなと思います。

でも今思うと、早い段階で仕事を任せてもらえたおかげで、お客様のために一生懸命覚えようと勉強しましたし、多くのことを先輩から教えていただけたとても良い経験でした。


それぞれの機器の使い方や構造を熟知し、それを的確にお客様に伝えていく山根さん。「自分も山根さんのように働きたい!」という人は、まずは学校にあるプリンターやコピー機に目を向けてみてはいかがでしょうか。普段何気なく使っている機器の形や仕組みに注目し、友達に説明してみることで、OAインストラクターの仕事がイメージしやすくなるかもしれませんよ。
 

スイコー株式会社オフィス
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【profile】スイコー株式会社 山根聡太
会社公式HP:http://www.suikoweb.co.jp