徳島ヴォルティスは14日、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカが完全移籍で加入することが決まったと発表した。背番号は「50」。

 P・ウタカは1984年生まれの34歳。2003年にベルギー3部リーグのマースメヘレンでキャリアをスタートさせ、翌年には同1部のKVCウェステルローに加入した。以後、ロイヤル・アントワープFCで2部リーグ得点王を獲得すると、デンマークのオーデンセBKで4シーズンに渡ってプレー。2009年にはナイジェリア代表として2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ アフリカ予選にも参加した。

 2012年に中国スーパーリーグの大連実徳へ移籍すると、初年度から20得点を記録。2013年はシーズン途中に北京国安へ移籍し、2014年シーズンの途中には上海申キンへレンタル移籍で加入した。そして2015年、清水エスパルスへ加入。2016年は期限付き移籍先のサンフレッチェ広島で明治安田生命J1リーグで33試合に出場し、19得点を挙げて得点王に輝いた(ヴィッセル神戸のブラジル人FWレアンドロと同時受賞)。昨季開幕前には広島へ完全移籍で加入したうえで、FC東京へ期限付き移籍。J1リーグ戦25試合に出場して8得点を記録した。キャリア通算ではJ1リーグ戦86試合出場36得点を記録している。

 FC東京への期限付き移籍を終え、広島との契約満了に伴って日本を後にしたP・ウタカ。今季はデンマーク2部のヴァイレBKでプレーしていたが、再びJリーグへ復帰することが決まった。

 徳島加入にあたり、P・ウタカは以下のようにコメントしている。

「徳島ヴォルティスを応援する皆さん、はじめまして。ピーター・ウタカです。このたび、徳島に来られたことを本当に幸せに思っています。新しいチームメイト、そしてスタッフと一緒にプレーすること、働くことがとても待ち遠しいです。チームの目標のために自分の100%を出してチームに貢献したいと思っています。早くピッチの上で徳島ヴォルティスのファン・サポーターの皆さんに会えることを楽しみにしています!」

 徳島は今季、明治安田生命J2リーグ第18節を終えて6勝4分け8敗の勝ち点「22」、13位と苦しんでいる。昨季のJ2で23得点を挙げたFW渡大生がサンフレッチェ広島へ移籍し、今季18試合での総得点はリーグワースト3位の「14」と、1試合平均1得点に満たない。

 元J1得点王のP・ウタカ、初参戦のJ2でどのようなプレーを見せるだろうか。得点力不足に悩む徳島の救世主となれるか、注目だ。

昨季はFC東京でプレーしたピーター・ウタカ [写真]=Getty Images for DAZN