ピアニストの辻井伸行が、映画『羊と鋼の森』の公開を記念して、13日に都内で特別コンサートを開催し、スペシャルゲストとして参加した久石譲と初共演を果たした。当日は、映画で主演を務めた山崎賢人もシークレットゲストとしてお祝いに駆けつけた。

【写真】『羊と鋼の森』公開記念 辻井伸行特別コンサートの様子

 宮下奈都の同名小説を映画化した本作は、ピアノの調律に魅せられた青年・外村直樹(山崎)が、さまざまな出会いを通して成長していく姿を描く。久石が作曲したエンディング・テーマで、辻井はピアノ演奏を担当している。

 コンサートでは「東京フィルハーモニー管弦楽団」とともに、指揮・久石、ピアノ・辻井により、エンディング・テーマ『The Dream of the Lambs』が世界で初めて観客の前で演奏された。演奏後には割れんばかりの拍手が起き、目に涙を浮かべる観客も見られた。

 続いて、山崎がシークレットゲストとして登壇。久石は「調律師の姿をしっかり描き、本当に素敵な映画でした。ひたむきな青年を演じた山崎さんの繊細な演技も素晴らしかったです」と絶賛。辻井も「この映画に関わることができて本当に嬉しいです。主演の山崎さんやキャストの皆さんとご一緒出来て、本当に光栄でした。またご一緒したいです!」と笑顔で語った。これを受けた山崎は「ありがとうございます。本当に嬉しいです。お二人に作っていただいたこの曲が、映画を支えてくれました」と感謝の気持ちを述べた。

 当日は、辻井と久石に山崎から花束が贈呈される一幕も。花束を受け取った二人は、笑顔で山崎と固い握手を交わした。イベント後に山崎は「今日をすごく楽しみにしていました。生で演奏を聴き、主人公・外村の悩みながら、壁にぶつかりながら前に進んでいき成長していく姿が目に浮かんできて、感動しました。本当に素晴らしい曲をありがとうございます」と嬉しそうに話していた。

 映画『羊と鋼の森』は公開中。
(左から)久石譲、辻井伸行、山崎賢人(C)2018「羊と鋼の森」製作委員会