世界のおじさんの星へ、史上最年長出場かかるエルハダリ「年齢は紙に書かれた数字」

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が14日、開幕する。毎回、記憶に残るドラマが多く生まれるが、その一人となりそうなのが、エジプト代表GKエサム・エルハダリだ。年齢は実に45歳。出場すれば、大会史上最年長記録を更新することになる。海外メディアも注目し、「今大会の監督3人より年配」と紹介。本人は「年齢は単に紙に書かれた数字でしかない」と意気込んでいるという。

「ロシア大会のアフリカ選手に関してあなたの知らない5つのこと」と題し、特集を組んだのは英公共放送BBCだ。記事では今大会出場する5選手を取り上げ、その一人としてエルハダリに注目している。

「45歳にしてエジプトのキャプテン、エサム・エルハダリはW杯本選に出場した最年長選手としてロシア大会で歴史を作ることになる」

 記事ではこのようにつづり、出場すれば前回大会の日本戦に出場したコロンビア代表GKファリド・モンドラゴンの43歳3日を破ると紹介している。さらに、驚きは今大会の監督より年配であることだ。

同世代にジダン、フィーゴ、リバウド、森島、岡野、名波ら

「エルハダリは今大会の監督3人よりも年配だ」と記し、42歳のセネガル代表アリュー・シセ監督、44歳のセルビア代表ムラデン・クルスタイッチ監督、44歳のベルギー代表ロベルト・マルティネス監督より“先輩”であることも言及している。

 出場すれば、W杯の歴史に名を刻むことになるが、本人は年齢について意に介することがないという。

 記事では「私は45歳だが、自分にとってこれは単に紙に書かれた数字でしかない」と語ったエルハダリは「亡くなった父は、私がワールドカップに出場するのを見るのが夢だと語ってくれた。父に胸を張ってもらいたいんだ」と話したと伝えている。

 1973年の早生まれで1972年世代となるエルハダリは同い年にジネディーヌ・ジダン(フランス)、ルイス・フィーゴ(ポルトガル)、リバウド(ブラジル)、日本では森島寛晃、岡野雅行、名波浩らがいる。

 天国の父にW杯のゴールマウスに君臨する勇姿を見せられるか。エジプトの初戦は15日だ。(THE ANSWER編集部)

エジプト代表GKエサム・エルハダリ【写真:Getty Images】