【ワシントン時事】トランプ米大統領は14日、中国の知的財産権侵害に対抗する貿易制裁関税を発動する方針を決めた。米メディアが一斉に報じた。制裁対象となる品目の最終案を15日に公表する。中国から輸入する総額500億ドル(約5兆5300億円)の製品に追加関税を課す。中国は同じ規模の関税で対抗する構えで、「貿易戦争」に発展するのは必至だ。

 トランプ氏は14日午後、財務省、商務省、米通商代表部(USTR)の代表らと協議し、対中関税の発動を承認した。USTRが4月上旬に公表した制裁の原案では、約1300品目の中国製品に25%の追加関税を課すとしていたが、米企業などの意見を踏まえ、最終的な品目数は「800~900程度に減る可能性がある」(報道)という。