代表チームを率いる身で別の契約を結んだことを指摘「どのクラブかは問題ではない」

 スペイン代表はロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前日、フレン・ロペテギ監督を電撃解任し、技術委員長を務めていた元スペイン代表DFフェルナンド・イエロ氏を後任に据えた。スペインサッカー連盟(RFEF)は、スペイン人指揮官のレアル・マドリード監督就任を発表の5分前に知るという事態に、大きな決断に踏み切ったが、ロペテギ監督の行動についてアルゼンチンの英雄も「あり得ない」と非難している。

 ロペテギ監督は今年5月、スペイン代表監督として2020年まで契約延長。2大会ぶりの優勝を目指してロシアW杯に臨んだはずだった。しかし、レアル・マドリードは現地時間6月12日にロペテギ監督が来季から指揮を執ることを発表。5分前に事実を知る“寝耳に水”状態に、RFEFは大会開幕前日に監督の電撃解任に踏み切った。

 このサッカー界を揺るがす大事件に物申したのが、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏だ。

 ベネズエラテレビ局「テレスール」のインタビューで、「これはあり得ない」とロペテギ前監督を非難。そして、「ミスター・ロペテギは代表を率いていたにもかかわらず、スペインのクラブと契約を結んだ。どのクラブかは問題ではない。スペインはW杯優勝を念頭に置いている代表だ。その国民の夢を弄んだのだ」と見解を示した。

 すでにロペテギ前監督はレアルの指揮官就任会見に出席するなど、新たな道を進んでいるが、急転直下の就任&解任劇は世界中で波紋を広げている。


(Football ZONE web編集部)

マラドーナ氏(左)が渦中のロペテギ監督(右)を非難【写真:Getty Images】