スティーブン・キングのホラー小説「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」の映画化企画で、人気俳優のユアン・マクレガーが主演を務めると、米バラエティが報じた。

1980年にスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演で映画化されたことでも有名な「シャイニング」は、冬季閉鎖中のリゾートホテルの管理人一家が、そこに巣食う悪霊たちによって次第に狂気の淵に沈んでいくさまが描かれる。その続編として13年に発表された長編小説「ドクター・スリープ」では、前作から30年後を舞台に、成長したジャック・トランスの息子ダニーを襲う新たな恐怖がつづられる。

マクレガーが演じるのは、40代になってなお、過去のトラウマから立ち直れずにいるダニー。父親と同じ道を歩むまいと断酒を決意し、生まれ持っての超能力「かがやき(シャイニング)」を生かしてホスピスで働きはじめるが、自分と同じ能力を持つ少女と出会ったことで新たな惨劇に見舞われるという役どころだ。バラエティが入手した情報筋の話では、原作者キングはマクレガーのキャスティングに賛成しているようだ。

本作は、米ワーナー・ブラザースが「シャイニング」の前日譚「Overlook Hotel(原題)」とともに以前から温めていたが、資金面で難航していた企画のひとつ。昨年、キング原作の「IT イット "それ"が見えたら、終わり。」が大ヒットを記録したことから、各スタジオがキング作品の映画化を急ピッチで進めているなかで、人気俳優を起用し大きな弾みがついたといえよう。キング原作のNetflix映画「ジェラルドのゲーム」のマイク・フラナガン監督がメガホンをとる。

ディズニー実写映画「プーと大人になった僕」(9月14日公開)では大人になったクリストファー・ロビンを演じたマクレガー。「ドクター・スリープ(原題)」では成人したダニー役で、名優ニコルソンの鬼気迫る怪演に匹敵する演技を披露できるか注目だ。

大人になったダニー役に決定