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本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第59回は、PDFファイルに使われている画像を抽出してみる。

PDFファイル上の画像を保存するには

 資料を作り直したり、流用するときなど、PDFファイルから画像を取り出したいことがある。まずは、ウェブページの画像を保存するように、PDFファイル上の画像を右クリックして保存してみよう。

 PDFファイルを開き、ツールバーから「テキストと画像の選択ツール」をクリック。続いて、画像をクリックして選択し、その状態で右クリックする。メニューが開いたら、「画像に名前を付けて保存」をクリックすればいい。保存ダイアログが開くので、ファイル名と保存場所を指定して、「保存」をクリックすればいい。

画像の一部分を切り出したい場合

 画像の一部分を切り出したい場合、Acrobat DCから直接保存できる。「テキストと画像の選択ツール」で任意の部分を選択したら、右クリックメニューを開き、画像を保存すればいい。しかし、この場合BMP形式でしか保存できない。JPG形式で保存したい場合は、ペイントに読み込んで、「名前を付けて保存」から「JPEG画像」をクリックし、変換する。その場合は、いちいちBMP形式で保存せず、Acrobat DC上の右クリックメニューから「画像をコピー」を選択し、ペイントに貼り付けた方が早い。

セキュリティーがかけられていて画像が保存できないときは

 画像を右クリックしたときに、「画像を編集」しか表示されないなら、PDFファイルにパスワードによるセキュリティーがかけられている。画像をコピーしたり保存するなら、権限パスワードを入力する必要がある。

 多数の画像を使っている資料だと、いちいち保存するのは面倒。そんな時は、一気にすべての画像を抽出してしまおう。「ツール」から「PDFを書き出し」を開き、「画像」を選択。右側で、保存する画像形式を選択し、「すべての画像を書き出し」にチェックする。画質などの設定を行なうなら、歯車アイコンをクリックする。準備ができたら、「書き出し」をクリックすれば、PDFファイル内の画像をまとめて保存できる。処理が完了したら、エクスプローラーで確認してみよう。

PDFファイルに使われている画像を抽出する方法