日本のユニフォームは健闘の16強進出

 いよいよ決戦の地に到着した日本代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)のグループリーグでコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。各国メディアが日本の劣勢を伝えるなか、ユニフォームの人気では2010年の南アフリカW杯以来2大会ぶりの16強に進出した。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、ツイッターで各国のユニフォームの人気投票企画を実施。日本のユニフォームは、グループリーグを順当に勝ち上がったが、決勝トーナメント1回戦で惜しくも涙を呑んだ。

 グループHでは、コロンビアのユニフォームが最も人気を集め、首位で突破。黄色をベースに、両脇に赤と青のラインがデザインされたユニフォームは、投票数2万5659のグループ内で42%の支持率を集めた。

 日本は、藍色で前身頃の「刺し子柄」と呼ばれる独特な点線が目を惹く戦闘着だが、ツイッター上での反応は悪くなかった。日本は27%で2位となり、21%の3位セネガルに競り勝った。4位はポーランドの10%だった。

 日本が16強で対戦したのは、今大会の優勝候補の一角として注目を集めるベルギーだった。「赤い悪魔」の異名でも知られるチームカラーの真紅をベースに、胸にアーガイル柄がデザインされたユニフォームは、G組で57%という圧倒的な得票数を手にしてここまで勝ち上がってきた。

 このアディダス社対決の結果は、ベルギーが得票数2万4374のうち、62%を獲得して8強進出を決めた。一方で、日本のユニフォームは健闘したが、ベスト16で敗退した。


ユニフォーム対決を制した、意外なダークホース

 日本に勝ったベルギーは、準々決勝で伝統国ブラジルのユニフォームと対戦したが、59%の支持を集めたサッカー王国に4強進出を譲った。H組首位突破のコロンビアは、イングランドを58%で倒して8強に進出したが、そこで65%の支持を集めたドイツに敗れた。

 そして意外なダークホースが、この“もう一つのW杯”で快進撃を続けた。それがサウジアラビアのユニフォーム。準々決勝では、大会前から大きな話題を呼んだ、あのナイジェリアのユニフォームに競り勝ち、準決勝ではコロンビアを破ったドイツに勝利。そして、決勝では「レ・ブルー(青)」の愛称で知られるフランスと激突し、投票数16万5966のうち、68%を獲得する圧倒的な大差でナイキ社対決を制して優勝を飾った。

 そのサウジアラビアのユニフォームは、白地の左胸にエンブレムが入り、襟がライトグリーンという極めてシンプルなデザインだったから驚きだ。今大会出場国で、開催国のロシアに次いでFIFAランキングが低いサウジアラビアが、意外な形で栄冠を手にした。ついに開幕したW杯では、名手のスーパープレーに彩りを加える戦闘着にも注目だ。


(Football ZONE web編集部)

ロシアW杯に出場する各国代表ユニフォーム【写真:Getty Images】