個人用飛行装置の国際コンテスト「GoFly」はこのほど、第1期の受賞10チームを発表した。同コンテストは誰もがどこででも安全に利用できる個人用飛行装置の開発を競い、2年間にわたって開催されるものであり、非常に高い評価を獲得した10チームの中には、日本から参加したチーム「teTra」も選ばれた。

同コンテストはGoFly Prizeが主催し、ボーイングがグランドスポンサーを務めており、賞金総額は200万ドルとなる。第1期の募集は2017年9月に開始され、世界中から数千名に上るイノベーターが参加しており、応募された数百の作品を業界の専門家からなる審査委員会審査が審査を行った。

第1期の受賞者(飛行装置名のアルファベット順)は、「BlueSparrow」BlueSparrow(米国)
「ERA Aviabike」Aeroxo AC(ラトビア)、「Flykart2」Trek Aerospace(米国)、「Harmony」Texas A&M University(米国)、「HummingBuzz」Georgia Tech(米国)、「Leap」Leap(英国)、「Mamba」Mamba(米国)、「Pegasus I」Scoop(米国)、「Silverwing」Silverwing(オランダ)、「teTra 3」teTra(日本)の10チームとなった。

GoFlyは人間の移動手段をテーマとするコンテストとしては未曾有の規模を誇り、参加者は95カ国・約3,000人に上っている。受賞作品は全て、垂直もしくは垂直に近い離着陸機能を備え、燃料補給や再充電の必要なく20マイル(約32km)の有人飛行ができる安全な個人用飛行装置の設計で、試作機製作の基礎となる。

第1期の応募は 4月18日に締め切られ、参加者は現在、各設計を基にして実際に機能する飛行装置の製作に進んでいる。第2期への応募は第1期に設計を提出していることは必須ではなく、世界中のエンジニア、デザイナー、起業家には改めて賞に参加し、アイデアを実現することが奨励されている。受賞チームと各作品の詳細はGoFly Prizeのオフィシャルサイトで紹介している。

GoFlyは2019年秋まで続き、2019年3月に受賞者が発表される第2期では、最も優れた試作機を製作した4チームにそれぞれ5万ドルが贈られる。第3期の最終審査は、2019年秋に開催されるFinal Fly-Off会場にて、ボーイングと業界有数の組織で構成された専門チームによって行われ、グランプリ受賞者が発表される。

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