W杯2カ月前にハリル解任も…「同じ状況になる代表が現れるとは誰が予想したか?」

 スペインサッカー連盟(RFEF)はロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前日の13日、フレン・ロペテギ監督の電撃解任を決定し、技術委員長を務めていたフェルナンド・イエロ氏の新監督就任を発表した。2大会ぶりの優勝を目指す“無敵艦隊”は激震に揺れたが、海外メディアは日本代表のバヒド・ハリルホジッチ前監督に起きた悲劇に再び脚光を当てている。

「ワールドカップ2018 ロペテギの祖先」

 このような見出しで特集を組んだのは、アルゼンチン紙「Ole」だった。

 スペイン代表に激震が走ったのは現地時間12日。電撃辞任したジネディーヌ・ジダン監督の後任探しに急ぐレアル・マドリードが、チームを率いるロペテギ監督の新指揮官就任を発表したのだ。

 4年に一度の祭典を目前に控えたタイミングでの発表にRFEF側は激怒。就任から20戦負けなし(14勝6分)と手腕を発揮していたロペテギ監督の解任を決断した。記事では、日本代表の監督交代劇に再注目している。

「日本サッカー協会は大きなリスクを犯した。遡ること4月、ワールドカップ開幕2カ月前に、彼らはオフィスからバヒド・ハリルホジッチを追放することを決めた。日本以外で、彼らと同じ状況になる他の代表が現れるとは、誰が予想しただろうか?」

 Ole紙は、ハリル解任劇がW杯前最後の監督人事になるはずだったと言及。解任理由を明らかにしようと、協会相手に訴訟に出ている前任者について「ボスニア人はロシア行き60日前に、プロセスを邪魔されたことで、驚き、怒った」と伝えている。

 土壇場での監督交代という道を選んだ日本とスペイン。ついに開幕した本大会で、どんな運命が両チームを待ち受けているのだろうか。


(Football ZONE web編集部)

W杯開幕2カ月前に、日本代表監督を解任されたハリルホジッチ氏【写真:Getty Images】