中国メディア・東方網は14日、「どうして日本には偽札がないのか」とする記事を掲載した。日本の紙幣に注がれている高い技術力が、簡単に偽札を作らせないというのが、記事の作者が考える主なポイントのようだ。

 記事は、「日本の紙幣は紙、印刷、透かしの技術がしっかりしていて、最も偽造が難しい紙幣の1つと認識されているのだ。紙については、製造過程に日本特産の樹皮パルプを入れることで強さと特有の光沢を持っている。音もパリッとしていて、紙の色も黄みがかっており、額面が大きくなるとその色合いも深まるのだ。そして、コピー防止インクを採用しており、額面や肖像の部分のインクは磁気を帯びている」と紹介した。

 そして、紙幣の見本の写真を掲載し、バーコードの透かし、ホログラム、肖像の透かし、点字の表記、パールインクなどの多種多様な偽造防止技術が駆使されていることを説明。「日本のお札1枚には、額面と同じコストが掛けられているという噂もある。つまり、真偽の判別がつかないほど精巧な偽札を作ろうとすると、額面以上のコストがかかることになるのだ」としている。

 記事は、このように偽造が非常に難しい紙幣が用いられていることから、日本人は偽札に対する警戒心を持っていないと指摘。また、紙幣だけではなく、偽造防止処置が施されていない多くの日本製品についてもほとんど偽物ではないかと疑うことがないとし、そこには日本製品に対する大きな信用と信頼があると解説した。

 そのうえで「日本は精巧さのうえに精巧さを求め、こだわり、完璧なものを求める。また、信用や厳格さを重んじる。だからこそ日本は強くなったのだ。今の中国は世界の一、二を争う大国になった。しかし、日本が得意とする誠意と信用という点が、今の中国には最も欠けているのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
日本で偽札が少ない理由、それは日本のお札が「技術へのこだわり」でいっぱいだからだ!=中国メディア