NTTデータは6月14日、介護施設向け見守りロボットサービスである「エルミーゴ」を提供開始した。

新サービスは、高齢者のベッドサイドに設置したセンサとロボットが連動し、高齢者の状態検知、介護スタッフへの通知、ロボットからの声掛けを行うことができるほか、見守り機能とコミュニケーション機能を備えており、ロボットとの会話によって高齢者のコミュニケーションの促進を可能としている。

同サービスの見守り機能の特徴として、2つのセンサによる状態検知、スマートフォンからのシルエット画像の確認、ロボットによる声掛けの3点を挙げる。

状態検知に関しては、高齢者のベッドサイドに設置したセンサにより「覚醒・起き上がり・離床」などの状態を検知しスマートフォンに通知できる。

シルエット画像の確認については、スマートフォン上でベッド上の様子をシルエット画像によりプライバシーに配慮しながら確認でき、介護スタッフはケアの優先順位や駆け付け判断を離れた場所から行うことを可能としている。

ロボットによる声掛けに関しては、介護スタッフが、スマートフォンのボタン操作でロボットから声を掛けることを可能とし、転倒リスクのある高齢者にロボットが優しく「どうしましたか? スタッフの人が来るから待ってくださいね」など、離れた場所にいる介護スタッフに代わって声を掛けることで、転倒を未然に防止できるという。

コミュニケーション機能では、ロボットとの会話を楽しむことができ、「水分補給をしましょう」「リハビリしましたか?」など、活動を促すことも可能としている。

同サービスで使用する機器について、使用するセンサとロボットは介護者のベッドサイドに取り付け、シルエット見守りセンサ「WOS-114N」は壁掛け、眠りSCANである「NN-1310」はベッドマットの下、ロボットの「Sota」はキャビネットなどの棚の上に設置する。同サービスの提供形態は月額制のサービス利用型であり、標準構成はロボット5台、センサ各5台、パソコン1台となる。
(山本善之介)

画像提供:マイナビニュース