ロシアで開催されているサッカーワールドカップW杯)。日本代表は史上初となるベスト8は惜しくも逃したものの、優勝補のベルギー戦で見せた戦いぶりは世界中から称賛された。

 また、日本人サポーターごみ拾い、そして、日本代表選手やスタッフロッカルームを清掃して立ち去ったというピッチの外の振る舞いも称賛の対となった。その後、一部のクラブチームロッカルームを清掃したことが話題となるなど、日本代表日本人サポーターの振る舞いは中国に対しても大きな影を及ぼしたと言えるだろう。

 中国メディアの快資はこのほど、中国人サポーターだって試合後にスタンドごみ拾いを行っているのに、「世界からは一向に称賛されない」とし、日本人ばかりが評価され、中国人が評価されないのは「偏見」であるとする記事を掲載した。

 記事は、サッカー日本代表ベルギー戦に敗れつつも、試合後のロッカルームを清掃して立ち去ったことで「試合に負けたが、品位で勝った」などと称賛されたことを紹介。また、日本人サポーターごみ拾いも世界で評価されたことを紹介する一方、「中国人サポーターがスタジアムの掃除をしている」ことをも称賛してくれないのは不であるとした。

 中国でも一部のクラブチームサポーターが試合後にごみ拾いを行ったことがあるのは事実だ。これはブラジル大会や南アフリカ大会など過去W杯でも日本人サポーターごみ拾いを行い、評価されたことがきっかけで、中国人サポーターも始めたものだ。

 ごみ拾いという同じ行動を取っている以上、もちろん中国人サポーターだって称賛されて然りなのだが、記事は「日本人ばかりが評価されるのは納得がいかない」、「中国人に対する偏見がある」などと中国人民度も向上しているというのに、外国人中国人に対する偏見は「全く変わっていない」などとした。

 中国代表はW杯をはじめとする世界大会への出場を逃し続けており、せっかくごみ拾いを行ってもその行為が多くの外国人に触れづらいという事実はあるだろう。だが、日本人サポーターは他人に称賛されたいからごみ拾いを行っているのではなく、も見ていなくてもごみ拾いを行うはずだ。それゆえ「評価してもらえない」などと嘆く時点で、ごみ拾いを行う動機が間違っていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供123RF

同じごみ拾いなのに! 日本人ばかり称賛され、中国人が称賛されないのは「偏見だ」=中国