西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市に11日、ボランティアセンターが開設された。スコップなどを手に駆け付けた人たちは受け付けを済ませると、それぞれ現場に向かった。

 運営する市社会福祉協議会は、13日まではボランティアを市内在住者に限定。14日から拡大する予定だったが、初日にボランティアを乗せたバスが渋滞に巻き込まれたことから、今後の受け入れ態勢を改めて検討する。

 センターは同市玉島長尾の中国職業能力開発大学校に設置。受け付けは午前9時に始まり、スコップや長靴を持った市民が長い列をつくった。同協議会によると、被災者からは泥かきや家財道具の搬出などの要請が相次いでいるという。

 倉敷市玉島の30代男性は、広範囲に浸水した真備町地区の惨状を見て、「にわかには信じがたい。人ごとではない」と参加を決意。「目と鼻の先の地域がつらい状況にある。少しでも力になりたい」と話した。

 同級生ら10人と参加する高校2年の武井聖空さん(17)は「小さなことからでも手伝って、助けになれれば」と意気込んだ。 

〔写真説明〕開設されたボランティアセンターで受け付けをする人たち=11日午前、岡山県倉敷市

〔写真説明〕スコップなどを手に、ボランティアセンターに集まった人たち=11日午前、岡山県倉敷市

開設されたボランティアセンターで受け付けをする人たち=11日午前、岡山県倉敷市