7月11日(水)に石原さとみ主演×野島伸司脚本の新ドラマ「高嶺の花」(夜10:00スタート、日本テレビ系)がスタートする。先日、第1話の先行試写会が行われ、放送を前に見させてもらうことができた。

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本作は、石原演じる“高嶺の花”の天才華道家・月島ももと、平凡で取りえのない自転車店店主・風間直人(峯田和伸)の格差恋愛を人気脚本家・野島が描く。

第1話を前に、台本を読んでいたが「この語尾はあの俳優さんはどういう強弱、どんなイントネーションで語るのか」「あの人ならどんなテンションで言うのだろう」というポイントが随所にあり、色を塗る前の“塗り絵”のような印象を受けた。そのため、映像になることに非常に期待を寄せていた。

第1話を見終わって、湧いた感情は「ただのラブストーリーではない、でも、なんじゃこりゃ」。心地の良い違和感だ。

1話は、もも(石原)と直人(峯田)の恋路に取り巻く環境の複雑さが明らかに。ゴチャゴチャ感というより“混沌”とした状況を、芳根京子、千葉雄大、戸田菜穂、小日向文世、他にも直人が店を営む商店街の面々など、実力派俳優たちがしっかりと立ったキャラクターで、より物語を濃厚にする。

このドラマは、かねてよりジャンルを「純愛エンターテインメント」と称していたが、その表現は適切だと思った。恋愛、仕事、家族、仲間、過去、さまざまな要素が丁寧かつ大胆に入り組む。

そしてワクワクとザワザワの違和感を感じつつも、野島脚本と石原、峯田の相性が良いことは1話から伝わる。この三位一体で、どんな結末に向かうのか、初回にして「ああ、このドラマ9月までしか見られないんだよな」と肩を落としてしまうほど。

石原は「第1話は、見終わった時のちょっとした違和感を感じ取れてもらえたら、たぶん正解なのかなと思います。妙な雰囲気でもありますし、『このせりふはどういうことを言っているんだろう?』という疑問に対する答えが出ていない連ドラならではの状況が、そう思わせるのでは。2話以降はそれらが解決されていって、恋も進展して、どんどん楽しくなります!」とコメント。

まずは第1話を楽しみつつ、あえて最後に「違和感」を感じることで、野島ワールドへの入場券を手に入れることをお薦めしたい。

2話以降の石原×峯田の恋模様を中心に目まぐるしく展開する人間関係を濃厚に楽しめるはずだ。(ザテレビジョン)

7月11日の「高嶺の花」より