パドレスのグリーン監督が指摘「過去に対戦した時より多く投げていた」

 11日(日本時間12日)敵地パドレス戦で今季6勝目を挙げたドジャース前田健太投手。6回途中を4安打1失点と好投し、4試合連続で9奪三振も記録した。初回こそ1点を許したが、その後は付け入る隙を与えなかった日本人右腕に、パドレスのアンディ・グリーン監督は「打者たちは捉えるのに苦戦していた」と、そのチェンジアップを称えた。

 日本で武器にしていたスライダーに加え、メジャーではチェンジアップを決め球に加えた前田は、この日も速球を軸としながら変化球を織り交ぜながら、打者のバランスを崩した。その結果、2回以降は危なげない投球でチームを牽引。6勝目を飾った右腕について、敵将がポイントに挙げたのはチェンジアップだった。

 グリーン監督は「過去に対戦した時より多く投げていた」と指摘。さらに「速球とは違うボールの回転を打者は見極められなかった。以前見た時よりはるかに良質だったし、投げる頻度も多かった」と、打者がチェンジアップに戸惑っていたことを明かした。

 日々進化することを忘れない前田は、今季からカーブの握りに変化を加え、より打者が打ちづらい変化を求めている。以前に増してチェンジアップを多投し始めたのも、進化をたどる過程の1つだろう。打者との駆け引きで常に一手先をいこうとする前田の向学心が、この日の勝利に結びついた。(Full-Count編集部)

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】