週刊少年ジャンプ(集英社)の創刊50周年を記念した「週刊少年ジャンプ展」の第3弾「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.3 2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)」が、7月17日から9月30日まで東京・森アーツセンターギャラリーにて開催される。これに合わせ、本日7月12日にプレス向けの内覧会が行われた。コミックナタリーでは展示の内容を詳細にレポートする。ネタバレを見たくない方はご注意いただきたい。

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尾田栄一郎「ONE PIECE」、岸本斉史「NARUTO-ナルト-」、久保帯人「BLEACH」など、2000年代の同誌を支えてきたタイトルから、マツキタツヤ原作による宇佐崎しろ「アクタージュ act-age」、芥見下々「呪術廻戦」、池沢春人「ノアズノーツ」といった2018年に連載がスタートした最新作までの原画を展示する「2000年代~、進化する最強雑誌の現在」。来場者を迎え入れるオープニングムービー「DIVE TO JUMP!!」では週刊少年ジャンプ誌面に見立てたスクリーンに、全展示作品のカットが投影される。またスクリーン隣には、全展示作品および2000年以降に刊行された連載作品の一部を除く1巻も展示された。

「DIVE TO JUMP!!」のゾーンを抜けると、「ONE PIECE」、秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、松井優征「暗殺教室」、許斐剛「テニスの王子様」、冨樫義博「HUNTER×HUNTER」、古舘春一「ハイキュー!!」など同誌の代表作に個別にスポットを当てて紹介する「JUMP NEW GENERATIONS」パート1のコーナーに。「ONE PIECE」のコーナーにはミラー調の壁面にパネルをあしらい、光の演出を使って万華鏡のような空間を再現する「カレイドスコープ」のスポットも用意されており、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のコーナーは祭り会場、「暗殺教室」のコーナーは教室風など、それぞれの作品にちなんだ趣向を凝らした装飾がなされている。

「JUMP NEW GENERATIONS」コーナーの後には、河下水希「いちご100%」、西義之「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」、西尾維新原作による暁月あきら「めだかボックス」、荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」、うすた京介「ピューと吹く!ジャガー」、麻生周一「斉木楠雄のΨ難」、仲間りょう「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」といったタイトルを紹介する「JUMP EVOLVING!!」を展開。その後に設けられている「JUMP NEW GENERATIONS」パート2では「BLEACH」や、「NARUTO-ナルト-」および岸本が監修を務める小太刀右京脚本による池本幹雄「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」のほか、天野明「家庭教師ヒットマンREBORN!」、星野桂「D.Gray-man」、堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」がフォーカスされた。なお「JUMP NEW GENERATIONS」コーナーには、それぞれの作者からの描き下ろしイラストも展示されている。

そして田畠裕基「ブラッククローバー」、白井カイウ原作による出水ぽすか「約束のネバーランド」、吾峠呼世晴「鬼滅の刃」といった現在のジャンプ連載作品の原画が並ぶ「JUMP HEROS!!」のゾーンが登場。「JUMP HEROS!!」の一角には、週替わりで展示内容を変更する「What’s up JUMP!?」のコーナーが設けられており、会期初週の7月17日から22日の間には、7月14日発売の週刊少年ジャンプ33号に掲載される「ONE PIECE」の巻頭カラーイラスト、久保の新作読み切り「BURN THE WITCH」の原画がお披露目される。

展覧会のフィナーレを飾るのは、「2000年代~、進化する最強雑誌の現在」に常設出展する作家のうち、55名のサインやイラストを元に構成したジャンプのロゴを使った「SEE YOU NEXT JUMP!!」のコーナー。ロゴに隣接した壁面にはキャラクターたちが勢揃いしたフォトスポットも設けられた。

内覧会後には、スピードワゴンの井戸田潤と小沢一敬、女優の足立梨花がトークイベントを実施。コンビ名が「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する同名キャラクターに由来するスピードワゴンの2人は、集英社に対して無許可でコンビ名を付けたことを明かしながら「『ジョジョ』が大好きで、コンビ名のスピードワゴンの名前をいただきました。この場を借りて編集長にお詫びします」とコメントする。これに対し同誌の中野博之編集長がネーミングについて許諾を出すと、2人は「もう勝手に使って20年立ちますけど、公式になりました(笑)」と喜んだ。

また現在もジャンプを定期購読しているという足立は、「2000年代~、進化する最強雑誌の現在」の出展作品はそこまで世代ではないという井戸田に、「ハイキュー!!」の魅力を熱弁。事前に展示会場を回った際に、展示されていた「ハイキュー!!」の原画について「ツッキー(月島)が、バレーの楽しさに目覚めた瞬間の原画が展示されていて泣いちゃいました」とコメントする。展示会場でも足立から同様の説明を受けたという井戸田は、「(足立が)びしょびしょに濡れたタオルを持っていたんで、『どうしたの?』って聞いたら、『ツッキーが……』って言っていて。でもその説明を聞いて『ハイキュー!!』を読んでみたくなりましたね」と語った。

一方でマンガ好きでもある小沢は「『NARUTO-ナルト-』のナルトと、『銀魂』の銀さん、そしてスピードワゴンの小沢。3人の共通点ご存知ですか?」と井戸田と足立に問いかける。わからないという2人に対し、小沢が「全員10月10日生まれです。言われてみれば俺、ナルトと銀さんの要素あると思いませんか?」と回答。「ないです」と即答する足立に対し、「普段へらへらしてるけど、やるときはやるみたいなところが似てると思うんだけどな」と残念がった。

「2000年代~、進化する最強雑誌の現在」では前期、後期で約85点の原画を入れ替えながら、会期を通じてデジタル作画の出力原画を含む50作品計約440点の原画を展示。また「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」「BLEACH」「HUNTER×HUNTER」「DEATH NOTE」「テニスの王子様」「黒子のバスケ」「銀魂」「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「家庭教師ヒットマンREBORN!」「D.Gray-man」の12作品は、それぞれのタイトルのイラストを使った来場記念証をプレゼントするファン感謝デーも設けられる。

創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.3 2000年代~、進化する最強雑誌の現在

会期:2018年7月17日(火)~9月30日(日)
時間:10:00~20:00 ※8月11日(土・祝)~8月19日(日)は9:00~21:00
会場:森アーツセンターギャラリー

出展予定作品

秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、芥見下々「呪術廻戦」、葦原大介「ワールドトリガー」、麻生周一「斉木楠雄のΨ難」、天野明「家庭教師ヒットマンREBORN!」、荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」、池沢春人「ノアズノーツ」、稲垣理一郎、Boichi「Dr.STONE」、稲垣理一郎、村田雄介「アイシールド21」、うすた京介「ピューと吹く!ジャガー」、大石浩二「いぬまるだしっ」、大場つぐみ、小畑健「DEATH NOTE」「バクマン。」、尾田栄一郎「ONE PIECE」、叶恭弘「エム×ゼロ」、河下水希「いちご100%」、川田「火ノ丸相撲」、岸本斉史「NARUTO-ナルト-」、岸本斉史、池本幹雄、小太刀右京「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」、久保帯人「BLEACH」、吾峠呼世晴「鬼滅の刃」、許斐剛「テニスの王子様」、古味直志「ニセコイ」、澤井啓夫「ボボボーボ・ボーボボ」、椎橋寛「ぬらりひょんの孫」、篠原健太「SKET DANCE」、島袋光年「トリコ」、白井カイウ、出水ぽすか「約束のネバーランド」、鈴木信也「Mr.FULLSWING」、空知英秋「銀魂」、田畠裕基「ブラッククローバー」、田村隆平「べるぜバブ」、附田祐斗、佐伯俊、森崎友紀「食戟のソーマ」、筒井大志「ぼくたちは勉強ができない」、冨樫義博「HUNTER×HUNTER」、仲間りょう「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」、西義之「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」、西尾維新、暁月あきら「めだかボックス」、藤巻忠俊「黒子のバスケ」「ROBOT×LASERBEAM」、古舘春一「ハイキュー!!」、星野桂「D.Gray-man」、ほったゆみ、小畑健「ヒカルの碁」、堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」、松井優征「暗殺教室」「魔人探偵脳噛ネウロ」、マツキタツヤ、宇佐崎しろ「アクタージュ act-age」、ミウラタダヒロ「ゆらぎ荘の幽奈さん」、矢吹健太朗、長谷見沙貴「To LOVEる-とらぶる-」、矢吹健太朗「BLACK CAT」

「ONE PIECE」の「カレイドスコープ」。(c)尾田栄一郎/集英社